
所用で、山鹿市にある有働サイクルへ足を運んだ。皆さんお元気のようで、しばし談笑。気づけば1時間以上もお邪魔してしまった。
外は雨。天気予報では、午後3時頃から曇りのはずだが、期待して取材準備をして出掛けたものの、撮影には不向きの天候となり、そそくさと戻ることにした。
されど、1枚も写真を撮らずでは、何のために車を走らせたのか意味がない。よって、帰り際に、菊池川沿いの菜の花を撮影することにした。パラパラと小雨は落ちるけれども、撮影には問題はない。
菜の花を低い位置から撮影しようと足元を見ると、ニョキニョキと土筆が地面から飛び出していた。一度に、こんなに沢山の土筆を見たことがなかったが、小さな自然にニンマリとなった。
誰も教えることもなく、自然の野草は季節を熟知し、気温を敏感に察知し、毎年ほぼ決まった時期に地面から這い上がってくるのだ。考えれば、とても不思議な現象だが、彼らは無意識のままに、規則正しく生きているのだろうと。極論だが、法令遵守ができない、アウトローな人間がおバカに見えて仕方なかった。
上空には雲雀らしき野鳥が垂直に舞い上がったり、舞い降りたりしていた。確か、雲雀は自分の巣から離れたところへ降り立ち、それから、こっそりと巣へ行くと聞いたことがあるが、次回は、その雲雀を超望遠で捉えてみたくなった。


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