
小鷺はとても可愛い。水面から飛び立ち、少々背の高い木の上にとまり、羽繕いを始めたようだ。風が強いので、足はしっかりと枝を掴み、微動だにせず、黙々と羽繕いをしている。古い映画「七年目の浮気」のマリリン・モンローを思い起こさせるような、純白のドレスが風に靡く。
撮影中に、1本の羽をクチバシにくわえたかと思うと、それを放ち、羽が風に乗って飛んで行った。たまたま、連写をしていたので、その一本の羽が宙に浮く瞬間を撮ることができた。
目の前をジョギングしている人、自転車に乗る人、カメラのシャッターを切る人、テレビ局の取材クルー・・・ずいぶん大勢の人間が横切って行ったが、その小鷺は全く気にする様子もなく、長時間羽繕いに専念していた。
話は変わるが、本日の取材機材はちょっと変わった組み合わせで臨んだ。
以下の通り。
(通常)NIKON D500+SIGMA 150-600mm=900mm相当
(今回)NIKON D500+SIGMA 70-200mm f2.8+tele x2=600mm相当
元々は、70-200mmは明るいレンズ。細身でフットワークの良いものだが、テレコン2倍を取り付け、600mmの望遠よりも近場も撮れる。しかし、見た目よりもかなり重い組み合わせとなってしまい、テレコン装着で逆光にも弱くなったようで、最後まで納得の行く写真が撮れなかった。
考えてみれば、通常のシンプルな組み合わせの方が、逆にフットワークが良かったような・・・。



▼取材ランチ:熊本ホテルキャッスル 九曜杏の「チーズ入りハンバーグ」ほか

▼取材風景

◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/

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