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16年ぶりの友人の宿・・・

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 昨日、16年ぶりに(2001年9月11日/「9.11」以来)、友人との再会のために、彼の実家でもある、玉名温泉の人気旅館「花鳥風月の宿 さつき別荘」へ足を運ぶことにした。

 現在、筆者は個展(写真展)を山鹿市内で開催しているが、久しぶりに友人の元気な顔を見たくなり、そこでランチを食すことにした。料理は写真のように、料理長が拘りを持って、しっかりと調理していることが直ぐ分かった。

 また、同旅館の自慢は、泉質の良い源泉かけ流しの湯(源泉温度は摂氏51度ほど)。特に、露天風呂は、料理と同様に、滞在する旅行客の最高の癒しとなっているようで、昼時は、日帰り企画(温泉&ランチ)に参加した熟年女性たちを、ロビーや通路で見掛けた。

 熊本地震では玉名方面も揺れるには揺れたが、同旅館周辺は岩盤が頑丈なのか、ほとんど被害がなかったと言うメイドさん。湯量の変化や設備損壊もなく、現在でも安心安全の宿として、いつでも受け入れ万全であるとのこと。

 玉名市は、新幹線も高速道路も通り、交通インフラは良好で、県北菊池川沿線3市(菊池市、山鹿市、玉名市)の中では、突出している。山あり、海あり、温泉あり。食材も豊富で、料理の旨さには定評がある。ただ、魅力ある地域であることを、知らぬ人の方が思いの外多いと言うのは、実に勿体ないことでもある。

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◎花鳥風月の宿 さつき別荘公式サイト
 http://www.satsukibessou.com/Link

           

  • posted by Chikao Nishida at 2017/2/15 12:00 am

多くの個展来場者に、感謝!

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 いよいよ、山鹿市民交流センター1階ギャラリーにて、筆者の個展が始まった。

 当日セッティングで十分と思い、12時半から開始したのは良いが、額を吊り下げるワイヤーがない。周囲を見回すと、パーテーションの横に、脚立が大小2台、テーブル2台、椅子が2脚、イーゼル1台、そしてワイヤーが数十本あった。

 メインの半円筒状の壁面にワイヤーを取りつけ始めたのは良いが、16本のワイヤーはその箇所で使えるものの、残ったワイヤはサブ通路壁面以外に使えない。よって、2本のワイヤーで1枚の額を吊れば、メインの壁面には8枚しか掛けられないのが分かった。

 事前に下調べをしておいたつもりだが、当日となり、少々勝手が違う。結局、メインの壁面に8作品、サブ通路壁面に12作品を展示することにした。昼から1時間半ほどでセッティング完了できると高を括っていたが、この調子だと、午後3時スタートは難しいかもしれないと不安になった。

 ところが正午過ぎに顔を出してくれたYさん。背広姿で個展を見にきてくれたらしい。手土産を持って、トコトコと近寄ってくる。いつもながらの笑顔で、「手伝いますよ!」と言って、額の後ろ紐の取り付け、更に、絡まったワイヤを外しながら、サブ通路壁面に天井に届くような脚立を使って、24本のワイヤを吊り下げてくれた。

 お陰で、約2時間ほどでセティングが完了。着替えを持ってくれば良かったと、吹き出す汗を拭いながら、午後3時の開場を待つことにした。それまで、同センターに来ていた人たちが、メイン壁面の作品を次から次へと見てくれる。ある男性は「これは販売しないのですか?・・・あ、個展なんですね。後ほど、立ち寄ります。」と言って去って行った。

 午後3時が過ぎた。手土産をぶら下げた客人が大勢来てくれた。次から次へとご挨拶。不肖私めの個展に、わざわざ熊本市内からも駆けつけてくれた。山鹿市内の人も、山鹿市役所の職員も、更には市会議員も筆者の作品を見てくれた。

 今回のテーマは別にないのだが、強いて言えば、「わが故郷への恩返し」ということになる。熊本地震の時も随分助けてくれた山鹿市。また、熊本県北部取材のベースキャンプとしての役割を果たしてくれたのである。

 本来ならば、50点ほどの作品を展示したかったが、何せ、1月上旬に予約を入れ、併行して小冊子「如水」の発刊もありと、僅か1ヶ月の準備期間しかなかったので、展示点数を20点に絞らざるを得なくなった。

 最近、良いことばかりの連続であり、個展初日も素敵な来場者ばかりで、ウキウキしてしまう自分がいた。数年の垢落としが完璧に終わったという証だろうと・・・。


▼午後2時半にセッティング完了(芳名帳に記入されると、小冊子「如水」を謹呈)
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▼メイン壁面に8作品を展示
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▼八景水谷の白鷺の写真を指差し、「これは、欲しい!」と言う来場者。
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▼サブ通路壁面に12作品を展示
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▼熊本市から駆けつけて頂いた会社経営者(写真中央)
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▼家族連れで来られた山鹿市の方々
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▼自分の顔が「如水」に載っていると驚く有働サイクル(山鹿市)の息子さん
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◎山鹿市民交流センター公式サイト
 http://yamaga.site/?page_id=2466Link

                           

  • posted by Chikao Nishida at 2017/2/14 01:05 am

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