
ようやく紅葉のシーズンになりつつある熊本県。近場で安全安心なオススメ観光地は、熊本県和水町にある「肥後民家村」。各地から古民家を移設し、そこに、いろんなショップが点在している、資料館もあれば、窯元、ガラス工芸などなど、昔話に出てくるような処である。また、近くには菊池川も流れ、白鷺や青鷺が飛び回っている。
その中で、筆者がよく足を運ぶところは、熟年夫婦が経営する、本格的な蕎麦屋「木阿彌」(定休日:月曜日)。全国各地の蕎麦屋さんを修行の為に行脚し、研究に研究を重ねて店を構えたという、拘りの手打ち蕎麦屋(十割蕎麦)さん。
よって、今回の取材ランチは、鴨蕎麦。ざる蕎麦を温かな鴨肉入りの出し汁に付けて食したが、大盛りを頼んで正解だった。最近食した蕎麦の中では、最高に美味かった。また調子に乗って、〆は同店自慢の蕎麦がきぜんざいを食し大満足となる。同店の蕎麦がきは、茹でずに、力一杯練ったものなので、柔らかく風味もよく、冗談抜きに美味すぎる。
今朝は、同店の近くに猿が現れたとの面白おかしな情報があり、写真を撮影する暇もなかったとか。「肥後民家村」で働く人々の噂になっていた。筆者もどこに居るのか、目を皿にして探しながらの取材となったが、結局、その姿を見ることはできなかった。
久しぶりに同施設の中をゆったりと歩き回ったが、水車が動いていない。草むしりしている人に話を聞くと、残念ながら熊本地震の為に壊れてしまったという。周囲を見回すと、木々は少しずつ色付いており、もう1週間ほどすれば、美しい紅葉を愛でることができはしないかと・・・。また、近い内に紅葉を撮影できれば良いのだが。


※蕎麦屋 木阿彌さんは、2017年6月25日で営業終了とのこと。


◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/

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