
年末に、熊本県山鹿市菊鹿町にある相良観音(あいらかんのん)に、二日連続で足を運んだ。
目的は、相良茶屋という店で、手作りの「藁苞納豆」と「とじこ豆」を入手することにあった。初日の訪問は、午後4時近くだったので、「藁苞納豆」も「とじこ豆」も売り切れており、僅かに残っていた栗饅頭を数個買い、二日目は、事前に電話予約をしていたので、余裕を持って、念願の「藁苞納豆」と「とじこ豆」をゲットできた。
数十年ぶりに食す、「藁苞納豆」と「とじこ豆」。前者は一日あたりに80個しか作らないので、さっと売れてしまう。後者も同様に、午前中に完売となった。
「藁苞納豆」は、豆が大きく柔らかく、風味抜群の発酵食品。また、「とじこ豆」は、小麦粉と黒糖を使い、落花生(昔は大豆だった)を入れて、竹皮で包み込んだ、蒸し菓子である。形状は、長崎県五島のかんころ餅や熊本県天草のこっぱ餅に似ている。硬くなったら、焼いて食べると、香ばしく美味しく頂ける。
買い物を済ませ、そのまま帰るのは勿体無いので、近くの相良河川公園の駐車場へ車を移動させ、暫くの間、川面や公園内を撮影して帰途についたのだった。
本日は大晦日。本来ならば、ロゼッタストーンBlogニュースでは、今年の10大ニュースなどを取り上げたかったが、余りにも、上述の「藁苞納豆」や「とじこ豆」に感動してしまい、敢えて相良観音を取り上げることにした。尚、同店では、「藁苞納豆」は年末年始の寒い時期の期間限定となっており、「とじこ豆」は三月頃までは取り扱うと言う。
※相良観音近くには、樹齢千年の特別天然記念物「アイラトビカズラ」が存在する。
▼手水舎

▼相良河川公園

▼取材風景

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