
今日の水前寺成趣園は、月曜日だが多くの外国人観光客で賑わっていた。園内の写真屋さんに話を聞くと、日曜日は七五三も重なり、溢れんばかりの賑わいだったと言う。庭園を飛び交う鳥たちは、鴨たちも戻って来ており、主である青鷺や白鷺と共に、訪れた観光客の目を楽しませていた。
持参したのは600mmの超望遠レンズ。同園は三脚を立て、朝靄の中をワイドで撮りたいところでもある。しかし、仕事柄(本業はICT)、写真専門でも無い訳で、その時間帯に足を運び入れ、撮影することは皆無となる。
今回は白鷺をターゲットにじっと様子を伺うことにした。鷺は鴨や鳩のように動き回ってくれる鳥では無いものの、急に魚獲りの舞が始まったので、その動きをファインダーで確認し、指はいつでも連写できる状態にしておいた。
それから、ほんの僅かな時間にダイブした小鷺。水面に顔を上げた時には、既に小魚をゲットしていた。瞬く間の、一瞬芸である。シャッターは自動的に十数回押されており、後はフォーカスと構図がどうだったかが問題だ。ベンチに腰掛け写真を見ると、まあまあの出来であった。
結構な時間、水辺に近いところの岩に腰掛けていたので、尻が痺れた。後ろに中国人の声がすると思ったら、撮影している横に、何度もズカズカと足を運んでは、スマホで庭園を撮影している。まあ、礼儀作法の云々を語るタイミングでは無いけれども、デリカシーの無さには閉口すると言うより、それに慣れてしまったのか苦笑いに終始した。
何はともあれ、震災後7ヶ月近くが経ち、ようやく外国人観光客が戻って来たことは、大変喜ばしいことである。



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