▼カイツブリ

リベンジで、再度、江津湖へ足を運んだ。昨日は晴天だったが、本日は曇天。よって、ワイドレンズを諦めて、超望遠レンズで野鳥を追うことにした。
風が強い、ボートも揺れるは、流されるはで、ロングショットに不安があった。浮かんだボートが風や水の流れで、勝手にぐるぐる回ったり、藻の島に突っ込もうとしたりで、ハンドルとペダルを操作しながら、安定した姿勢の瞬間を見計らって、野鳥を撮影することに・・・。
今回の収穫は、日頃から可愛げのない滑稽なカイツブリの、愛らしい表情や動きを捉えることができたことである。潜りのプロのカイツブリは、常に動き回り、潜水しては、ちょっと離れた水面にヒョッコリ顔を出す。
時折、すごい鳴き声でコミュニケーションを取っているようだが、その連携プレイというか動作は、眺めているだけでも愛くるしい。ただ、拡大して目を見てしまうと、若い人であれば「キモい!」、「怖い!」と言うほど、決して可愛い顔ではない。
それに比べて、鳴き声はギャーギャーと煩いけれども、ポーズの取り方はモデルのように美しい白鷺。また、尾っぽをワッグルしながら、落ち着きなく歩き回る、可愛い目をしたハクセキレイ。天は二物を与えぬようで、それぞれの野鳥の良いところに目を向ければ、とても美しい絵面が切り撮れる訳だ。
いやはや、どんよりとした天候の悪い割には、本日の釣果(魚釣りではないが)は最高だった。
▼カイツブリ





▼白鷺

▼ハクセキレイ



▼今回の取材ランチ(熊本ホテルキャッスル 桃花源)

▼取材風景(狭い足漕ぎボートにて)

◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/

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