
熊本市から山鹿市鹿本町へと車を走らせていた。
いつもは一直線に通り過ぎて行く箇所だが、車窓から見える景色があまりにも美しかったので、路側帯へ車を寄せて、空に浮かぶモフモフした白い雲と、一面に広がる緑を、ワイドレンズで切り撮ってみた。
たまたま別のカメラに装着していた超ワイドレンズ。もっとワイドなものでも良かったが、背景の幅や奥行きを考慮するとアジキットなワイド加減だった。
豊穣のときを待つ、緑の絨毯。鹿本町は、山鹿市の中でも極上の米が獲れることで知られている。また、多くのアマサギやその他白鷺が縄張りを持っているのは、その土地の水が如何に美しく、鳥たちにとっても極上の餌が潤沢にあるのだろうと・・・。
さて、本日から9月がスタートした訳だが、季節も変わり、待ちに待った行楽シーズンを迎える。余震が続き、ネガティブになりがちだった震災後の数ヶ月、よい教訓として受け止め、被災地の生傷がじわじわと治癒するのを、微力ながら支えて行ければと考える次第。


◎先見塾公式サイト
http://www.senkenjyuku.com/

Comments