
できが悪い人間ほど、他人の噂や評価をしたがる。日々、それがルーチンワーク、茶番劇のように喋りまくる。分相応にしておけば良いものを、いくらでも背伸びをして、知ったかぶりをしては、揶揄したり誹謗して、酒の肴にしている訳だ。
特にネット時代となり、匿名投稿の掲示板はアナーキー状態。言いたい放題で、第三者の個人情報や捏造した虚偽情報をばら撒いている。自身の醜態にも気付かず、酒を呑んだ勢いで、その場にいない人や会ったこともない人の噂をしまくるのである。病的に妄想癖があるのだろうか、そういった人物を最近よく目にするようになった。
人は歳を重ねれば重ねるほど、脳細胞は萎縮して、論理展開において柔軟性をなくしてしまう。個人差もあるが、日頃から上述のルーチンワークを常としている人間は、老化も早く、世のため人のためになっていない。そのような、下劣な人間が時折通り過ぎて行く。
世のため人のためにならぬ人間は、他人の評価をする資格などない。すべて憶測の域を脱しきれないのだから、思考力のなさから生み出される「的外れな持論」を展開しているに過ぎない。よって、いつの間にか、周囲には見識の高い人は居なくなってしまうのである。・・・その覚悟があれば、同じ穴の狢だけで、井戸端会議を延々と続けて行けば良い。
年老いて、己の人生を振り返る時に、すこぶる醜い品性のない人間として孤立しているのだろうと・・・。

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