
数十年ぶり・・・小学校5年生以来だろうか、熊本県山鹿市八幡校区にある、史跡「弁慶ヶ穴古墳」(円墳)を訪ねた。
残念ながら、玄室内の壁画などの風化が進み、現在は一般公開されていない。記憶にあるのは、壁面に鮮やかな朱色で描かれた馬や舟である。幼い頃、昔の人たちは何を伝えたいのか、全く分からぬまま現在に至っている。
熊本県は全国でも装飾古墳のメッカである。約40%弱が熊本県内に存在しているのである。宇宙人と七つの円盤のような壁画のチブサン古墳(前方後円墳)。これも歴史書や朝日新聞社刊「装飾古墳」冊子などにも掲載されている、貴重なものである。
巷ではマイナーな資源のように見えるが、歴史的に価値あるものを、もっと観光資源として有効に活用し、観光立県を目指してもらいたいと、再認識した次第。荒れ果てた円墳周囲を見て、落胆の色を隠しきれない筆者である。




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