▼竜門ダムの噴水(菊池市)
突然熊本を襲った大地震。正直なところ、不意を突かれた。そして闇の夜世界が数日が経ち、目の前には「水」、「ガス」がない。台風19号の時には、熊本市内が3日間停電だったが、今回の九州電力の動きは、当時と比較すると素早いと思う。
「水の都」と豪語していた熊本市に「水」がないという、今まで経験したことのない事態に、唖然としてしまった。電気も有難い。ガスも有難い。しかし、何と言っても、命を支えるのは「水」である。その「水」の確保をプライオリティー1に動くべきであろうと。
40万世帯が断水で、給水車が数十カ所で給水しようとも、砂漠に一滴の「水」程度で、不公平さだけが蔓延している。或る老人が「ちゃんと並んで待っていると、何やらズルをして、結局は3時間も立ったまま待たされた。倒れそうになった。」と呟いた。
このような大災害時に、人の本性がよく見える。自らの「命」も大切だろうが、皆同じだ。そこで、ズルをしてまで生き延びようとは、本末転倒。弱者最優先で「水」を与えるべきである。身勝手な人間が増えた現在、弱者を救えない国民は、子々孫々の時代で栄えるはずもない。
大災害の時にこそ、昭和の合言葉でもあり、日本の美学でもあった「向こう三軒両隣」を思い起こしては如何だろうか。
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