
三十数年ぶりに、熊本市動植物園へ足を向けた。新聞社時代に、サーカス公演企画担当だったので、私にとっては、とても懐かしい思い出の地となる。
小雨は上がったようだが、雲は低く分厚く、全体的に重々しく暗い。撮影できない訳ではないが、湿度も高く、撮影には不向きの天候だった。しかし、折角足を運んだので、何とかお散歩カメラ&レンズで撮影することにしたのだった。
最初は、植物園の花々を撮ろうと思っていた。されど、季節柄・・・動物の顔を見た方が楽しかろうと、植物園での撮影は来春へ後回しにすることにした。
久しぶりの動物園。施設としては完璧とは言えず、各施設や動線なども含め、改善の余地が沢山ありそうだ。
池に近づくと、カメラに気付いたのか鴨の親子がさっと逃げ散った。しかし、十数メートル先からコクチョウのツガイが。こちらへ向かって近づいてきた。「ポーーーーッ♪ポーーーーッ♪」と甘えたような鳴き声で、気づけば目の前に。すこぶる人懐こく、可愛い目をしている。
コクチョウは結構悪役で取り扱われることが多いが、彼らの仕草を見ていると、とても優しい鳥である。よって、今回の撮影の中では、彼らが一番の主役となったようだ。




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