▼世界を駆け巡る、筋金入りの人物。

最近、取材に行く日が激減している・・・。
今の所、この場では敢えて公表しないが、50年以上の長きにわたり世界を駆け巡る人物との遭遇があったのだ。それからと言うもの、述べ数十時間を取材に費やし、日々傾注しているが為に、自分の体が足りないと言うのが、正直なところである。
人との出逢いは不思議なもので、取材の場合、取材される側とする側の息がぴったりと合えば、どんどん深みに嵌ってしまうのだ。もちろん、良い意味で加速度を増しながら嵌まり込むのである。
今回は、50mm f1.4のレンズを使って、モノクロームで撮影を試みた。その人物のオーラ、語り、一瞬間の表情、そして波乱万丈の履歴を拝見すると、ボディーブローのように、ずっしりと重いパンチが飛び込んでくる。しかし、思いの外、心地よい。
一言で表現すると、「筋金入り」と言うことだ。その、すこぶる稀有な存在に、今回の遭遇は、私の人生をも影響を受けるのではなかろうかと、じわじわと感化されつつある自分自身に気付かされるのであった。

▼最近のモノクローム(全て50mmで撮影)



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