
熊本県玉名市岱明町にある「ちゃぶ台」。古民家を改築した、自然食・健康食で人気の食事処である。
ウィークデイでも予約が必要なほど、熱烈なファンが県内外から訪れる。特に、妊婦さんや幼い子供の健康を考えた、身体に優しい食事メニューが人気で、最後にいただく珈琲は、玄米などを使ったカフェインレスのものまで準備しているほどだ。
古民家を訪れると、一気に「昭和」の風が吹く。日々忙しく働いている人たちも、同店に足を運べば、急に時の経つのを忘れ、まったりしてしまう。
今回は「ちゃぶ台定食」をいただきながら、照明や天井の構造などを眺め、また、裏庭にいる小梅(ヤギの名前)と戯れながら、ランチタイムを過ごすことができたのであった。
一昨日は、テイクアウトで同店名物おこわ(酵素玄米)を持ち帰った。記事に添えた写真を見て、「早速予約しようと思ったら、水曜はお休みのようなので、明日しまーす♪西田さんの写真がすごく美味しそうに写っていました(^^)」と呟いてくれた女性も居た。実に有難いメッセージである。
料理を撮影する人間にとって、「すごく美味しそうに写っていました」と言われるのが一番嬉しいものだ。しかし、私は美味しそうに撮っているのではなく、一人のお客として、お客目線でその料理を眺めているままを撮る。だから、それが「美味しそうに」見えるのであれば、本当に美味しいということになる。
よって、正直、ここだけの話だが、不味い料理はアップしないようにしている。(苦笑)・・・実は数日前に或る和食の店に足を運び、天ざるを食したが、あまりに酷い食材ばかりだったので、アップするのを止めたのだった。これから二度と足を運ぶことはないが、人工的なざる蕎麦の麺に腰を抜かしてしまった。消費者を愚弄しているその料理群に、経営者の食文化レベルの低さを感じた次第。








▼テイクアウトした、おこわ(酵素玄米)。

【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/

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