
ホテルレストランに一日中居ると、シェフたちの動きが気になる。戦争のようなランチタイムに、狭い厨房で走り回るシェフたち。ディナータイムも、急な団体が入れば、蜂の巣を突いた状態になってしまう。
料理人は、私たちのように、正午だからランチ、午後6時過ぎたからディナーと、決まった時間に食事をとることは、休みの日を除けば、皆無である。特に、このレストランのように、ガラス張りであれば、摘み食いもままならぬ。勿論、摘み食いするようなマナーの悪いシェフは一人もいないが、常にボルテージを上げ、気合を入れて旨い料理を作り続けるというのは、至難の技である。
今回は、フランスの有名ブランドであるBBCの「ポークカツレツ」を薦められた。200gのボリューム満点のカツレツだが、お値段はかなりリーズナブル。脂身もあっさり癖もなく、肉質は大変美しく、食感も柔らかで食べやすかった。正直なところ、「天皇の料理番」の秋山徳蔵が初めて食したという、「ビーフカツレツ」を食したかったのだが、それは後日、オーダーして楽しもうかと・・・。






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