▼3年前に購入したNIKON D800

夜景を撮影に行き、撮った写真をじっと眺めていると、雲の部分にうっすらと小さな黒丸の存在に気づいた。多分、C-MOS手前のガラス面(ローパスフィルタ)にゴミが付着したものだろうと思い、カメラ内部のクリーニングをすることにした。
専用のペイパーとアルコール。ミラーを上げて、そのガラス面を横、縦に拭き取り、拭き残しのないように、何度も確認をしながら、クリーニングをして行った。その後に、最終確認を行い、カメラ本体を下に向けて、ブロアーでその内部を吹き飛ばし、キャップを装着したのだった。
日頃、ポートレートや景色などを撮っていると気づかぬ汚れ。たまに、無地の滑らかな壁面などを写して確認すれば良いのだが、結構忘れがちとなるローパスフィルタの汚れ。そのまま使っていると、折角の青空などにドットが散らばることもある。(写真下を参照)
▼トリミングして確認したドット

下の写真は、先ほどクリーニングを施したNIKON D800とSIGMA12-24mmスーパーワイドレンズを使用して撮影したものだ。一昨日、DfとZeissで撮影したものとは別物で、歪みもあり、色乗りも、発色も悪い画像となっていた。正直なところ、かなりがっかりした絵面であった。(三脚使用)
▼Sigma 12-24mmスーパーワイドで撮影(三脚)

ところが、下のDfとZeissで撮影したものは、手持ちでの撮影に関わらず、発色も良く、全体的に透明感がある。これほどまでに、レンズにより、また、カメラとの組み合わせにより、写真が変わるものかと・・・ちょっと、考え込んでしまった。やはり、画素数より画質を、そして、レンズの質をしっかりと調べた上で入手すべきだと、自分に再度言い聞かせた次第。
現在、筆者にとっては、DfとZeissは最高の組み合わせではないかと、雨の降る日に、オフィスでニンマリとしながら、次の被写体を考えてしまった。
▼1年半ほど前に購入したNIKON Df

▼Zeiss Distagon 28mm f2.0で撮影(手持ち)

【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/

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