
人生、色々と体験してくると、「あの時に戻りたい!」、「今のままで、時間が止まってほしい!」など、呟くことがある。
しかしながら、時空、即ち四次元の世界に生きている訳で、環境を変えることはできるとしても、時間を止めることはままならぬ。よって、自分の頭の中で、単なるイメージとして時間を止めて、そこでまったりとしている他はない。
また、男、女に限らず、折角の良縁だとしても、「あの時で時間が止まっていれば、醜態を見ずに済んだ!」とか、「あの場面で、時間が止まっていれば、不慮の事故に遭遇しなかった!」とか、過去を思い起こせば、人それぞれに、いろんな事を思い浮かべるのではなかろうか。
生き物は、時間が進むにつれ老いて行く。それが「生」である。よって、度々、自分の都合で時間を止めることは不可能となる。しかし、後悔先に立たずで、「あの時、何故妥協したのか!?」、「あの時、どうして気づかなかったのか!?」など、嫌な事ほど、湯水のごとく湧いてくる。だから、まったりした平穏無事な今の瞬間に「時間よ、止まれ!!」と言ってしまうのだろうと。
「あの、素晴らしい愛をもう一度♪」という歌詞があるが、その瞬間で時間が止まってしまえば・・・・と。
【ディー・アンド・エル社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/

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