
NIKON D800に、SIGMA 50mm(f1.4)を装着して、NIKON Dfを撮影してみた。それは、有効3,630万画素(7,360×4,912ピクセル)で撮影された写真が、どこまで細かく写っているかの検証である。本来ならば、明るいところで撮影したかったが、思いつきだったので、夜間に部屋の通常の照明の下で撮影を行った。
写真下4枚は、大元の写真上を正方形に切り取り、それから次々とトリミングを繰り返し、計4枚の写真をカットした。勿論、マクロレンズではなく、且つ、手持ちの撮影だったので切れ味は良くないが、思った以上にディテールがしっかりと写っていた。
オートフォーカス機能を切り、手動でフォーカスを確認して撮影したものだが、たまに、自分が撮影した写真が、どこまでシャープに写るのかの実験をするのも面白い。
今回、いろんな単焦点レンズを装着して撮影して行く中で、どうしても相性が良いものと悪いものが出てきたのだった。このSIGMAの明るいレンズは、D800でもDfでも凄く相性が良かったのだが、少々暗めの超ワイドレンズとなると、Dfの方が扱いやすいし、画質もぐんと良くなるのである。
レンズは一生モノと言われるが、自分の撮りたい被写体や環境により、しっかりと研究して購入しなければならないと、再認識した次第である。いやはや、こんな地味な実験は、側から見ていると完璧オタクのように思われそうだが、実際の取材のイメージトレーニングには欠かせない、筆者なりの日頃の特訓なのである。




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