▼酒の肴に馬のホルモン焼き

一年近くになるだろうか、和食処 室(むろ)に足を運んだ。最近、熊本市内の上乃裏通りを集中的に取材を進める中で、同店はお薦めの店の一つでもある。・・・ちなみに、同店の前身は「芳乃(よしの)」。二十数年前からお世話になっている店が、こちらに新たな店としてスタートしたのである。
料理メニュー全体の構成は、「芳乃」の元料理長が組み立てたもので、サーブされる料理の一品、一品に拘りがある。特に、同料理長は元大手旅館の料理長もしていた職人。現在顧問的な立場として、不定期に、この室の指導にあたっている。
今回は、通り掛かった時、ふと思い出して立ち寄ったので、僅かな料理しか食す事ができなかった。しかし、人気和食メニューは数々有れど、人気のスペアリブはボリュームもあり、客としては納得の逸品。その他、豚足もお薦め。塩鯖なんぞは・・・どんと皿に一匹のまま出される。和洋折衷のメニュー群に、酒を嗜む客人達は、常に壁に掛けられている黒板に書かれたメニューばかりを凝視しているのであった。
いつも硝子越しに店内を覗きながら歩いていると、必ず常連客数人の姿を見ることができる。・・・まあ、それは常連客の層が厚いのかも知れないが、同料理長を受け着いた姪っ子の元気溌剌とした表情が客には心地良いようで、長時間カウンター席でどっぷりと酒に浸かりながら、食とその姪っ子との会話を楽しんでいるのである。
アットホームな和食処 室(むろ)。居酒屋のようで居酒屋ではない。ちゃんとした和食メニューをサーブする、食事処として筆者は見ている。
▼2012年3月16日の取材記事
http://www.dandl.co.jp/blog/v2/index.php?R=1437

▼人気のスペアリブ

▼大きな茶碗蒸し

【ロゼッタストーン公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/

【和食処 室】 熊本市草葉3-1 ドラゴンビル1階/096-352-0727
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