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和の文化を尊び、グローバルに学べ!

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 先般、お邪魔した「JUST DRINK WINE」(写真上は、マネージャーのVICTORIAさん)。すこぶるリーズナブルで、誰でも気軽に立ち寄れる処だ。ちなみに、取材初日にオーダーしたペリエとチーズ1プレートで900円。二日目は、ホットコーヒーとペリエで、同じく900円である。熊本市内中心部に位置しているショップにしては、大変お安いといった感じを受ける。

 今夜は、先般撮影した200枚ほどの写真を見ながら、外国人と日本人の違いについて、ちょろんと考察してみた。・・・マネージャは生粋の英国人。我々と同じく島国の出身だ。しかし、七つの海を制覇した大英帝国なので、日本とは少々異なるが、敢えて共通項を挙げれば、騎士道と武士道、伝統と歴史を重んじる国民性、国王と天皇・・・と言ったところであろうか。

 日本は江戸時代に、「鎖国」により世界への扉を閉じてしまった事がある。それも270年もの長きに亘り、海外との交流を絶ち、独自の文化創造を果たしてきたという、世にも珍しい国のひとつでもある。それは、長年、自国の文化創造に傾注できたからこそ、価値ある「和の文化」、比類の無い独特な文化として継承されてきたのだ。よって、大陸系の人々からすれば、すこぶる神秘的で、特殊なアジアンテイストとして関心を持たれているのかも知れない。

 閉鎖的で、グローバルスタンダードに融合しにくい国民性が垣間見れるのは、このように外国人が集う店に、気軽に行けない日本人が多すぎるという点である。勿論、言葉の壁はあるかも知れないが、堂々と日本語で話し掛け、相手の母国語と日本語とを摺り合わせながらキャッチボールすれば、誰だってコミュニケーションが取れる事になる。

 しかしながら、ちょいと英語を囓った日本人は、「Yes.」、「Really?」、「How old are you?」、「Thank you.」で終わってしまう。特に女性に年齢を聞くなんぞ以ての外だが、そこで、同世代で群れる日本人の習性が露呈することになる。・・・年齢を聞いてお付き合いを始めたがる日本人。とんでもなく阿保である。だったら、10歳ごとに、世の中を羊羹のように切りたいのかと、首を傾げてしまう筆者が居る。

 今まで、フレンドリーでフランクな外国人から「How old are you?」と、非礼な質問を受けたことなど全くない。・・・年齢を気にする日本人。若ければ若いほど、美麗だと思い込んでいる。・・・だから、海外に行けば「ロリコン」と揶揄される事になる訳だ。・・・その辺は、本当にお馬鹿な民族だと、苦笑いをしてしまうのである。

 何はともあれ、これから社会人になる人達は、先ずは「和の文化」を尊ぶ事が先決。そして、感度の良いアンテナを張り巡らし、もっともっとグローバルな事へ関心を持ち、世の中で活躍できるように願いたい。単に、島から出るのではなく、地球上を同じ芝生と思って、アグレッシブに動いて頂きたいと・・・。

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/3/17 01:50 am

連日連夜、好青年との遭遇。

JUST DRINK WINEのマネージャー、ヴィクトリアさん。

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 連日足を運んだ「JUST DRINK WINE」。・・・土曜日の夕刻だったが、店内はお祭り騒ぎ。既に十数人の外人さんが談笑していた。

 本日の目的は・・・同店マネージャー、ヴィクトリアさんとの約束でもあり、前日の取材装備に納得が行かなかったので、そのリベンジという事で、タイムカードは無いが、連日ご出勤となった訳だ。

 筆者はいつもの通り、黙々と取材準備をしている。ヴィクトリアさんがオーダーを取りに来たので、最初はビターなホットコーヒーを、最後にペリエを注文することにした。・・・昨日は、日本人と外国人のハーフ&ハーフだったけれども、今日は1:9の割合で、圧倒的に外国人が店内を占有していた。

 よって、前日よりも英語がバンバンと天井を突き破るほどに飛び交っている。ワインを呑みつつ、たわいもないジョークと笑いがガンガンと響いてくる。・・・「カウンターでの撮影を済まし、その後に店内全体を撮ろう!」と決め、ポートレート用に50mmの単焦点レンズを、店内撮影用に12-24mmスーパーワイドレンズを、各々NIKON D800とDfに装着して、2台の一眼レフで撮ることにした。

 「さてさて、取材開始!」・・・と思いきや、真向かいのテーブルに座っていた一人が近寄ってきた。あれ、日本人が二人居たんだ。・・・「失礼ですが、カメラを見せて貰っていいですか?」と。まじまじとカメラを見ている青年。D800に12-24mmのでっかいレンズを付けたものを差し出して、「持っても良いですよ。どうそ!」と手渡した。

 「重いですね!凄い!本当に重い!」と感動したのか、連れの友人を呼び、更に重々しいカメラやデメキンのレンズを見ながら、会話が弾んでいった。ちなみに、二人は大学4年生であり、同店へは初めて飛び込んだようで、十数人の外人さんとすぐに仲良しとなり、一緒にワインを飲んでいたと言う。

 昨日は、医療関係の二人組や元気いっぱいの女性三人組と出逢ったのだが、今日も引き続き就職が決まった大学生二人組と遭遇することになった訳だ。・・・このように連日に亘り、色んな方々と出逢うことは希な筆者だったが、ここ最近、自分自身のライフスタイルや思考回路、思考ベクトルなどが若干変わって来たのではと、良い意味で自覚症状を感じた。

 筆者は、どちらかと言えば、引っ込み思案(面倒くさがり屋)なところもあり、特にSNSにおける緩い関係や馬鹿騒ぎをすこぶる嫌う人種でもある。しかし、今回のようにFACE TO FACEで、社会人としての夢や目標を真剣に語る人達との遭遇に関しては、ウェルカムな人間なのである。

 よって、若い人達が、筆者のような年配の人間に興味を示して頂くだけでも素直に嬉しく、愉快な会話の後に・・・互いに再会を約束して店を出る時などは、この上ない心地よさに身体全体を包み込まれてしまうのである。

 今回出逢った学生の一人がFacebookでメッセージを送ってくれた。

 「ありがとうございます!貴重なお時間をいただき、感謝の気持ちで一杯です!私としましても、いつか必ずお仕事をご一緒させていただきたいです!!しばらくは○○におりますので、また熊本でお話を詳しくお伺いしたく思っております!」、と。

 22歳の若者の言葉ではない。流石に、国内トップクラスの大学で苦学をして来た人間である。某大手企業の内定を断り、冒険を始めた若者の目はキラキラと輝いていた。少々酔っては居たものの、深夜になり酔いが覚めて、しっかりと礼節を弁えたメッセージを送る人間の将来が、本当に楽しみである。・・・このような人間が国をしっかりと牽引して行くのだろうと・・・鳥肌が立つほど嬉しかった。

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/3/16 04:14 am

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