
元日に熊本城を取材するのは初めてではないか!?・・・と思いつつ、各神社の駐車場は全て溢れそうなので、いつもの通り、熊本ホテルキャッスルを起点として動いた方が賢明であると判断。
昨年の元日と比べると、今年は人手がかなり多く感じる。加藤神社の喫煙場所で、或る年配の女性が会釈をし話し掛けて来た。「今年のような大勢の参拝客を見たのは初めてですよ。毎年来ますけど、横並びに30分以上も待たねばならないなんて・・・。不景気だったから、景気が良くなるように皆祈願してるんですかね?」と。
いつもの熊本城取材コースは、桜の馬場 城彩苑あたりで腹ごしらえをして、それから熊本城内に向かうが、本日は、熊本稲荷神社方面から攻めてみた。・・・本日は拝観入場料が無料ということだったので、多くの初詣客が熊本城へ足を運んでいるようだ。その流れに乗って、同神社左横の平御櫓側から城内へ向かって行く途中途中で、熊本城内を撮影することにした。
持ち出したのはNIKON DfとNIKKORオールドレンスの35mmと20mm。建造物や急勾配の階段や石垣、樹木などを中心とした取材となったので、35mmは途中で外し、20mm一本に固定、モノトーンで撮影する事で、400年の歴史を誇る熊本城のイメージを出せればとシャッターを切ったのだった。
思ったより温かな元日。木陰や石垣の根元に立って撮影していると、手袋やマフラーが欲しくなるほど、身体の芯が冷えてきた。・・・最終目的地である加藤神社(宇土櫓横)へ足を運び、参拝後に熱々のお汁粉を食して、足早に熊本ホテルキャッスルへ下って行った次第。それでも寒かったので、同ホテルの熱々のコンソメスープをごくごくと飲み干して、体調を整えた。
アップダウンのあるコースは、予想以上に距離もあるので、日頃の運動不足解消に繋がるぞと、自分に言い聞かせながら、全て徒歩での移動としたのだが、左手にカメラ、右手にゼロハリバートンの重いバッグをぶら下げていると、随分と腰に響いた。
本日の取材の反省点は、モノトーンの撮影をしていて、ここはカラーで押さえておきたいという時には、もう一台の一眼レフを持参すべきだった。・・・。しかしながら、砂塵が舞う石段途中では、なかなかレンズ交換ができない筆者である。・・・もう少し、温かくなれば、取材日和が続くので、その頃を見計らって、2台の一眼レフと三脚を持ち込み、熊本城内をつぶさに切り撮って行こうかと・・・。
・・・清々しい一年の始まりに、昨年の厄が一気に飛んだような気がしてならない筆者でもある。
▼元日の大天守と小天守をモノトーンで切り撮る(NIKKOR 20mm使用)

▼元日の大天守と小天守をモノトーンで切り撮る(NIKKOR 20mm使用)

▼元日の宇土櫓、大天守と小天守をモノトーンで切り撮る(NIKKOR 20mm使用)

▼熊本稲荷神社から大天守へ向かう観光客(NIKKOR 20mm使用)

▼熊本稲荷神社から大天守へ向かう観光客(NIKKOR 20mm使用)

▼人、人、人の加藤神社(NIKKOR 20mm使用)

▼「仰清正公」の書が・・・(NIKKOR 20mm使用)

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