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モノトーンと20mm広角レンズ

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▼NIKON Df+NIKKOR UD Auto f20mmで撮影した、熊本ホテルキャッスルのロビー。
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 ここ数日間は、NIKON DfにNIKKOR UD Auto f20mm(昭和40年代製造の古いワイドレンズ/フィルター径72mm)を装着し、持ち歩いている。

 このレンズは化石の様なレンズだが、巷ではモノクロが凄く良いという評判だったので、使ってみることにした。・・・現在の最新レンズと比べると、400グラムと重い・・・と人は言う。筆者は、何でもどっしりと重くて金属の艶や冷たい肌触りが大好きな方なので、このレンズを全く重いとは思わない。アナログな世界を十二分に引き出してくれるレンズなので、11月28日に発売されたばかりのレトロなDfにばっちりと似合っているとニコニコマークなのだ(自己満足)。

 このレンズ、勿論、マニュアル操作(f5.6に固定)なので、一度オートフォーカスで自分の焦点をしっかりと調整しておかないと、ファインダー左下の「●」印を見ても、なかなかフォーカスが定まらないのが、少々頭の痛いところでもある。

 しかし、このレンズは触れているだけでも、何となくゾクゾクするほど、存在感が半端ではない。・・・現在、その他NIKKORやSIGMAなどのレンズを数本保有しているが、今のところ、このレンズより存在感のあるものはない。・・・大口径のSIGMA 50mm(フィルター径77mm)の標準レンズや安価なSAMYANG 85mm(フィルター径72mm)なども、前玉がギョロギョロしていて存在感はあるものの、フォーカスリングを触れる瞬間の触感は、NIKON DfにとってNIKKOR UD Auto f20mmに勝るものはなさそうだ。

 40年以上の年月を経て、今も尚現役で撮影のお供をするNIKON DfにNIKKOR UD Auto f20mm。・・・現在、これに勝る存在感のあるレンズを物色中ではあるが、果たして簡単に飛び出して来るものだろうか!?・・・まあ、ライカやフォクトレンダーなどが加われば、また話は変わってくるのかも知れないが・・・。


▼NIKON Df+NIKKOR UD Auto f20mmで撮影した、熊本ホテルキャッスルのロビー。
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▼NIKON Df+NIKKOR UD Auto f20mmで撮影した、ソフィ・タカヤナギの高柳隆大さん。
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  • posted by Chikao Nishida at 2013/12/18 03:52 am

老舗 ソフィ・タカヤナギを訪問!!

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 本日、久し振りにソフィ・タカヤナギ(代表取締役社長 高柳隆大氏)を訪れた。玄関から入ろうとすると、大勢のお客さんの応対で大忙しの状態。・・・120年の歴史と伝統を誇る同店だが、顧客へのアドバイスなど・・・流石に匠の技は冴え渡っていた。

 筆者が37年ほど保有しているタイピンタイプのダイヤモンドを調べて貰うように依頼していたのだが、たまたま互いに時間が合ったので、本日足を運び、その検査を受けたのだった。祖父の時代から使っているという宝石専用古い顕微鏡で、じっくりとあらゆる角度から検証する高柳社長。・・・「本物なのかな?」と、私の心は動揺を隠しきれなかった。

 実はこのタイピンは、37年前に或る方(故人)から、お祝いにとプレゼントして貰った品物だった。若い頃でもあり、また、ネクタイにタイピンをする習慣が無かったので、その価値が如何なるものかと・・・お見せするのを躊躇していた筆者だったが、この際と・・・思い切って同店へ持ち込む事にしたのだった。

 さて、高柳社長の鑑定や如何に!?・・・・ 「色も、輝きも、透明度も素晴らしいですね。・・・ん〜、当時は宝石が一番高い頃でしたから、相当なお値段だと思います。現在で有れば*******円は下らないですね。如何せん、自然石であるダイヤモンドは中にゴミやクラックなどが有るのが普通なので、欲を言えば、下方のちょっとしたクラックが無ければ、かなり高額なものです。1カラット程度ありますね。」と。

 更に、同氏曰く、「もし、この状態でお気に召さなければ、ピンバッジ又はペンダントをお勧めします。現在、台座であるプラチナが高騰しているので、ダイヤモンド自体がこの大きさなので、チェーンにしてもしっかりと太めのものをしないとバランスが取れません。・・・でも、昔、折角プレゼントされたのであれば、そのまま飾って、何か有ったときに、それを見ては励ましを貰っても宜しいかと思います。」と言ってくれた。

 自宅に戻り、このダイヤモンドをまじまじと見ていた筆者であった。当時、この若造にプレゼントしてくれた方は随分前に他界されたが、深い感謝の念を持った。・・・この若造がまだまだ半端な人生で苦労している。このダイヤモンドのように光り輝く人生になるよう、気合いを入れ直した次第。・・・○○さん、有り難うございました。大切にさせて頂きます。

 
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 ※同公式サイトは近日中に大リニューアルの予定!!!

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2013/12/17 06:53 pm

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