
普段はほとんど食すことが無い、ショコラ系のケーキをオーダーした。チョコラは大好きだが、特に好きなのはAMEDEIやGODIVA。しかし、食後にチョコラ系のケーキは積極的にオーダーする事はなかった。
昨日は、流石に疲れが溜まっていたのだろうか、苺ショートを頼むと、ウェイターがちょうど欠品になったと言う。・・・そこで、トレイにある数個のケーキの中から、一番色の濃いオペラを選んだのだった。
自分でどうして選んだのか・・・全く、無意識の中でのチョイス。・・・熱々のビターな珈琲があり、そのオペラがサーブされた時、「ん?何故、チョコラ系を選んだんだろう?」と独り言を呟きながら、フォークで一口、二口と食べていった。・・・「あら、旨いんじゃ!?」
パリを代表するオペラは、思ったより歴史的に新しい方のケーキに属しているという。・・・世に生まれたのが1954年というから、今から60年前の事である。・・・300年の歴史を誇るパリの老舗 DALLOYAU(ダロワイヨ)のオーナーであったガヴィヨンの創作と聞けば、ルーブルの近くにあるオペラ座を連想しながら、じっくりと味わう必要がある。・・・と思っていたら、既に胃袋の中に入ってしまった。
自称食通と言えども、得手不得手はある。特に、スイーツ系に関しては、大好きではあるが、一つ一つの歴史など知る由もない。しかし、今回のオペラは、たぶん熊本ホテルキャッスルで食べたのは2個目だろうと思うが、懐かしいパリの風を感じた瞬間でもあった。
◎DALLOYAU JAPON公式サイト http://www.dalloyau.co.jp


【ロゼッタストーン公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/

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