
先般、熊本ホテルキャッスル 四川料理 桃花源でお粥をオーダーした。写真のように、8種類の薬味がドーンと出され、腰を抜かしてしまった。通常のレストランやホテルのルームサービスであれば、3〜5種類といったところであろうか。華やかと言うより、私の体調を気遣って準備してくれた事に感謝した次第。
昔馴染みのマネージャーが、なみなみと中華粥が入った大きな器を運んで来てくれた。その横にこの薬味たちである。じっと眺めていると、色んな人の集まりのように思えて面白い。一つ一つの薬味をトッピングして行く。十五分もかからぬ内に、茶碗に4杯ほど粥をぺろりと食したのである。
中国高菜、唐芙蓉、鶏のすなずり、搾菜、中国山椒の実などなど。甘み、酸味、辛みなど、バリエーション豊かな薬味たちに大満足。素朴で淡泊な粥が、変幻自在に風味を変えて行った。
薬味を人の集まりと言ったが、色んなタイプの人がいるから面白い。色んな癖があるから滑稽だ。甘えっ子もいれば、少々引っ込み思案な人もいる。また、筆者のように辛口トークばかりでシビアな人間もいたりする。
何はともあれ、中華粥と薬味。何ともよく出来た健康食である。

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