▼NIKON D800+AF NIKKOR 50mm f/1.8D(NIKON D600で撮影)

高価なカメラで機能がどんなに素晴らしくても、結局はレンズの善し悪しにより写真の表情が変わってくるものだ。
今回、数万枚の写真を整理しながら、重要なものだけをバックアップする中で、以下のカメラとレンズの組み合わせで撮影したものが十数枚出てきたので、ご紹介したいと思う。
◎カメラ: NIKON D800
http://www.nikon-image.com/products/camera/slr/digital/d800/
◎レンズ: AF NIKKOR 50mm f/1.8D
http://www.nikon-image.com/products/lens/af/fx/singlefocal/ai_af_50mmf18d.htm
ご存じのように、使っているレンズは単焦点レンズだが、保有している数本のレンズの中で一番安価なレンズであり、ネットショップの現行価格は16000円程度(定価24000円)の激安にて入手できる手軽な標準レンズなのだ。
フルサイズ(FXフォーマット)のカメラを持っているのであれば、50mmの単焦点レンズで何でも撮れて一人前と言われるような、基本的な標準レンズ。(NIKONのカメラDXフォーマットをご利用されている方は、35mmレンズを手に取って頂ければと思う)
このレンズは大変安いが、f/1.8と明るいレンズ群に属する。・・・被写体の背景の暈かしはお手のもの。されど、料理などを撮影しようとすると、マクロレンズのように突っ込みが効かないので、小皿の料理などを撮影するのは少々しんどい。
人物を撮影するには何も問題無く、腕次第で、空気感が伝わるような撮影も可能となる。特に、NIKONのDXフォーマットをお使いの方であれば、この50mmレンズを使えば、俗称「おねえちゃんレンズ85mm」に近いものとなり、ポートレートにはばっちりのレンズとして活用できるのである。
ものの本を読んで、「一端のカメラ好きなら、50mmで何でもかんでも撮してみ〜!!」と言われると、「じゃ、遣ってみようじゃないか!」と、人物であろうが、タクシーで移動中の景色であろうが、目の前の料理だろうが・・・気合い入れて何でもかんでも撮ってみた。
勿論、スーパーワイドレンズのように、心の奥まで広がりを感じる迫力ある画角はなかなか撮れない。トゥールビヨンの精巧な手作り時計のムーブメントも撮影できるはずもない。また、30メートル先の楠の葉陰で遊び回っている小鳥も黒い点に写ってしまう。
まあ、あれこれ実験をしていると、レンズの特性も良く分かって来る訳で・・・このレンズ・・・すこぶる明るいレンズだが、どうも絞り開放ではなく、絞りf4程度で撮影した方が、ボケも美しく、色味も良いのではないかと感じた次第。
まだまだカメラやレンズへの造詣は深くもなく、ずぶの素人である筆者だけれども、今から少しずつ各レンズの特性とカメラ本体との相性などの実験を重ねながら、写真撮影会などに臨もうと考える次第。
しかし、カメラって、本当に楽しい!!!
※以下写真は、全てNIKKOR 50mm f/1.8Dの激安レンズで撮影したもの。
▼クリスタル硝子 バカラのスヌーピーたち

▼熊本ホテルキャッスル近くの渋滞

▼松島観光ホテル岬亭 女将

▼よしやホテルきらら停 若女将

【先見塾公式サイト】 http://www.senkenjyuku.com/

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