
写真上は、熊本県南阿蘇村から撮影した阿蘇五岳(南側からの景観)。このなだらかな丘陵は、日本のプロヴァンス(フランス)と称されるほどで、北側から望む五岳が険しい山々(涅槃像)のイメージと比較すると全く表情が異なり、優しく女性的で・・・特に新緑の頃は絶景となる。
また、写真下は熊本県高森町方面から望む五岳。中央が根子岳。冬場の寒そうに険しい表情が一変し、山頂部のギザギザも緑に覆われ、その草花たちも撮影している足下まで繋がっているような錯覚に陥るほど、全てを緑一色に包み込んでしまうのだ。・・・気付けば、阿蘇は山野草の宝庫でもある。
国立公園が阿蘇、天草に二カ所。贅沢すぎるほど大自然に恵まれている熊本県であるが、道路のインフラ整備(現在進行中)や観光地周辺の各施設間の連動・・・観光地におけるサービスの原点に対する認識が甘い為に、訪れる観光客の満足度は思ったよりも低いと感じざるを得ない。
人と大自然が融合した阿蘇地域。外輪山周囲が100キロ近くある広大なお盆状の大カルデラを、国内外のツーリストにもっともっと積極果敢に周知徹底して行かねばならないと考える次第。・・・世界的に価値ある観光資源に対する県民意識、住民意識も改善の余地有りと言ったところであろうか。
因みに、水と杜の都 熊本は、この阿蘇こそが源流なのである!!

※写真はNIKON D800(12-24mm超広角レンズ使用)で撮影
【ロゼッタストーン公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/

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