山鹿大橋から菊池川上流域で二組の釣り人を発見。近所から一人と山鹿市内から老夫婦、三人が釣りを楽しんでいた。仕掛けがとても小さいので、何を釣っているかと問うと、モロコ釣りという。
先に来ていた老夫婦は既に数十匹を釣り上げ、先ほど来たばかりの釣り人はまだまだと言いながらも、ビクには十数匹のモロコが入っている。餌は、老夫婦がサシ虫、もう一人の釣り人は練り餌を使っている。小さなウキがピクッと動き水中に入り込む瞬間に、軽く竿を合わせる。
本日の水量が多い菊池川だが、とても流れが穏やかで、結構な入れ食いである。モロコは家に持ち帰り、甘露煮にするとのこと。最後にご婦人が釣り上げたのは大きく、カワムツのようだ。ご主人に料理方法を聞くと、(1)「な〜ん、鶏ん餌にでんすっですたい!」と。
山鹿弁バリバリの釣り場では、ご婦人が(2)「針はどけ行ったろか?」と、釣り糸を見失ったらしい。(3)「ほ、そけあったい。」とご主人。(4)「あ、こけあった!」と。仲睦まじい夫婦間の会話がたまらない・・・。
▼山鹿弁解説
(1)な〜ん、鶏ん餌にでんすっですたい!=いえいえ、鶏の餌にでもしましょうかね!
(2)針はどけ行ったろか?=針はどこに行ったんだろうか?
(3)ほ、そけあったい。=ほら、そこにあるじゃない。
(4)あ、こけあった!=あら、ここにあったわ!
▼モロコ
▼カワムツ
▼秋となり鴨も飛来してきた
※撮影許可を得ています
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/
モロコ釣り 川釣り 魚釣り 菊池川 熊本県山鹿市
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