
時折、周囲を見回すと、何年経っても一向に進化しない人が居る。下手すると、折角グレードアップしているかと思えば、或る日突然、急激に退化へと向かう人が居る。
人との接点で重要なことは、先ずは、価値観の一致である。互いに近い価値観を持ち合わせた人とは、仕事においても、プライベートにおいても、好循環となることが多い。更に、自分よりも高い見識を持つ人たちと接していると、発見の毎日となり、すこぶる充実した人生を歩むことになる。
それに反して、大人になっても高校の同窓会のように、毎週、子供じみた会議をしている軍団をよく見掛ける。これこそ、そこには進化という言葉は皆無に等しく、単なる暇つぶし、無闇矢鱈な遊び心だけが蔓延したものでしかない。
たまに、某ホテルレストランのテーブルで、ボランティア団体か何か知らないが、車の手配やゴルフコースの選定、夜のとばり情報など、ワイワイガヤガヤ騒いでいる熟年族が居る。見るにも聞くにも耐えない子供染みた挙動だが、進化を忘れた人種なのだろうと・・・。
そんなに群れていないと心が落ち着かないのだろうか!?・・・会議大好きの日本人。それに加え、会食、夜遊びといったライフサイクルは、その一瞬間は楽しそうだが、単に惰性で動いているようで、いい大人になっても妙な上下関係を伴い、世のため人のためにはなっていないような気がしてならない。
シティホテルで食事をしていると、上述のような滑稽な光景を目の当たりにすることがある。運転手付き黒塗り公用車をホテルの玄関に並べて、会食が終了するまでエンジンを付けっ放しの状態。ボランティア団体ならば、世のため、温暖化防止のために、ホテル玄関ではエンジンは切るべきだ。時には、運転手が口を開けて寝ていたり、コンビニ弁当を喰っている人間も居る。
何とも情けないやら、民度の低さを露呈しているだけの話だが、性懲りも無く、偉ぶってホテル玄関を出入りする似非ボランティア団体の御仁達。その醜態ぶりは、これはこれは半端ではない。
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