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ロゼッタストーンの取材目的ほか

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<ロゼッタストーンの生い立ちと取材スタンス>

 1995年以来、情報を発信し続けているポータルサイト「ロゼッタストーン」は、熊本県第1号のポータルサイトとして、生粋の熊本生まれ、熊本育ち。インターネット事業を本格稼働して20年以上が経ちますが、常に、信憑性の高い情報発信をモットーに、熊本県の観光立県に役立つよう活動を続けています。

 時には、ご当地のグルメ情報の連載であったり、時には「人」を取り上げたドキュメンタリーであったり、時には「新商品開発」や「ブランディング」のお手伝いであったりと・・・。マスコミとは全く異なる視点、切り口による取材スタンスと、地域興しに少しでもお役に立てばとのベクトルで動いています。

 ただ、ネット事業への取り組みは、常にグローバルスタンダードであり、現在世界を席巻しているSNSにしても、間違いのない方向性をもって、ロゼッタストーン会員へは、そのノウハウ及び活用法などをフィードバックしている次第です。


<取材する側の問題点>

 ところが、熊本県内は観光立県は必須としても、大抵、「殿様商売」的な、少々高飛車なところが無いといっては嘘になります。それは、取材を受ける側の対応の中で、如実に窺い知ることができます。一つの原因として、従来の雑誌やその他媒体の取材の在り方に問題があると言っても過言ではありません。

 例えば、グルメの取材であれば、取材する側はしっかりとその料理の代金を全て支払うべきでしょうし、その取材によって貸切となれば、その時間を占有する訳ですから、買取をしなければならないと考えます。どんなに宣伝に繋がるとしても、それは取材する側のマナー、常識であります。特に、ローカルタレントを使っての番組制作のためのロケ、取材となれば、スポンサーがついている訳ですから、尚更、その経費は取材する側の負担で一向に構わないと思われます。

 宣伝してあげるから、広告効果による売り上げアップに繋がるから、知名度をアップするのに役立つからというアバウトな理由だけで、横着にも無銭飲食ではあるまいし、役得を表に出して取材するものではないと考えます。どうしても一過性のものになりがちな、番組との連動したグルメ取材。美味しいものを無償で提供して、それを店の宣伝に使う程ならば、常にお店に足繁く通ってくる有難いお客様へ、その分をサービスする方が、ずっとスマートであると・・・。


<取材を受ける側の問題点>

 逆に、店側が取材を希望し、その効果を狙っているのならば別な話です。そうなれば、店側が、その半日を閉店してでも、全ての経費を持つことで、取材が成り立つことになります。しかし、先ほどのように足繁く通ってくれる常連さんやネットで検索して楽しみに訪れた一見客の方へも、支障が来るのは仕方がありません。

 グルメに関しても、商品開発に関しても、有名人が訪れて、「あーだ、こーだ!」と褒めちぎるのは、単純に、ギャラが出るからです。そこで問題になるのは、果たして、本音が聞けているのか、例えば、グルメ通の有名人であれば、しっかりとコメントしているかが重要なポイントとなります。気不味いことがあれば、そこは「ぼかし」になってしまうだけの話であろうし。

 ただ、取材を受ける側で横着三昧のところもなきにしもあらず。仏頂面で高飛車な方々は、取材対象となるべきではないと考えます。何故なら、そこまでの拘りとプライドがあるのならば、取材を受けずとも十二分にやって行けるのですから。


<食の原点とは!?>

 他人が贅沢な料理を食べているところ見て、羨ましがるのが「庶民」だと思い込んでいる節もあります。すこぶる失敬な考え方でもあります。勿論、満漢全席のように高額な料理もありますが、最終的には、「母親やお婆ちゃんが作ってくれたおにぎり」・・・それが食の原点でもあり、その有り難さが、美味しさにつながり、身に染み付いた最高の料理となるのは間違いのない事実です。

 だから、「食育」の原点に戻る必要があります。何でもかんでも、コンビニで済ませるような弁当を子供に与えないことです。格好悪くても、おにぎり、味噌汁、漬物、イワシの塩焼きでも何でも良いんです。家族が協力した、手作りの料理に勝る料理など、世界中探しても、どこにも存在していないことを、再認識すべきなのです。

 そして、たまに家族揃って外食を楽しむ。・・・それが、一番なのだろうと・・・。


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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
 http://www.dandl.co.jp/Link

             

  • posted by Chikao Nishida at 2016/8/23 12:00 am

ネット事業の落とし穴

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 ネット事業と本業とをジョイントさせ、その歯車が噛み合い動くためには、事業主は、ITへの知識を深め、ハード&ソフトとも最低限の環境を整えることが必須となる。

 「一応、公式サイトを持っているから!」だけでは、大丈夫ではない。「一応、FacebookなどのSNSをやってるから!」でも、大丈夫ではない。「ブログもたまにやっているから!」でも、大丈夫でない。「専門店が集合しているポータルサイトに情報があるから!」も、大丈夫ではない。・・・これらは、ただ形があるに過ぎない程度のものだ。

 結局、経営者としては、動的ネット戦略を展開し、自社サイトが埋もれてはいないか、死んではいないかを日々検証しつつ、常に正攻法のネット事業へのベクトル調整を行い、且つ、その時代の流れに即して展開しなけれならない。

 都市部から足を運ぶ似非プロバイダに丸投げをして、その餌食となっている企業や店舗は、相当数にのぼる。例えば、データが重すぎて、スマホやタブレットで閲覧しても、表示時間が掛かりすぎ、見ている人が待ちきれず、そのホームページから立ち去っていることにも気づいていない。

 定期的な情報更新のない公式サイトは、ただの古びたチラシと変わらない。流れる情報を最重要視する現代において、生きた化石のような公式サイトと評価が低く、動かぬWEBサイトが万とあるのだ。

 先ほど、或る菓子関連ポータルサイトをチェックしてみた。2008年に立ち上がり、情報更新が2008年をピークに、2009年から段々と更新されなくなり、昨年1年間では、僅か1つの更新情報が載っているだけで、既に10ヶ月以上が経過している。

 その中で紹介されているクライアント(広告主)は、殆どが独自公式サイトを保有しているようだ。しかし、ポータルサイトの甘い営業トークにのっかり、広告宣伝の形で紹介されている。じっくり検証してみると、埋もれた情報として露出度もなく、淀んだ池の中に浮く小さな葉っぱに過ぎなかった。

 そこには、一人の職人の記事がアップされていた。素人のような質疑応答が続き、あたかも有名人扱いをして、写真付き、動画付きの記事の掲載で、所謂、料理の鉄人を見るように、こそばゆいほどの神輿記事となっている。消費者、ネットサーファーとして読むに耐えない、不要な情報ばかりが羅列されていた。

 トップページの最新情報が2015年10月となっているのに、最終更新日は2015年4月になっている。既に、動きが止まっている、無責任な管理状態であることが窺い知れる。・・・しかし、それに気づくクライアント(広告主)は皆無に近い。

 また、自己顕示欲の強い人は、SNSで、自己宣伝ばかりに傾注しているが、その自己宣伝は、単に自慢をしているかように誤解を招いたり、思い通りに真の情報として相手に伝わることなど皆無となる。

 よって、SNSと公式サイトの連動は、慎重にすべきであるが、仲間内との下らんチャットが、公式サイトにフィードバックされようものなら、その事業主の文化レベルの低さや思考回路の偏りなどがが露呈したり、不要な個人情報とともに、眼を塞ぎたくなるような劣悪な会話(コピー及び拡散可能な会話)が残ることになる。

 更に、ブログの活用法を誤っている事業主も多々いる。個人のお遊び的な日記ならば、別に読むに値するものでもないのだが、これが、仕事に関わるブログとなれば、個人的なお遊びブログを別に作り、公式サイトとは別次元で展開し、恥をかかぬよう、オフィシャルサイトと連動すべきではない。

 似非コンサルは、個人日記に写真を掲載るだけで「取材して記事を掲載!」と豪語する。実にお粗末な遣り方だ。個人日記を書くだけのことだが、仰々しく「取材」と表現するのも烏滸がましい。ICT専門家でもない人間が、稚拙な日記でコンサル料を請求するなど、本末転倒。端から見れば、詐欺的行為・・・道交法で言えば、無免許運転となる。

 無料サイト、無料ブログ、そして無料のSNSを束ねて、コンサル契約をする人間は、無知なクライアントに対して詐欺的行為を日々行っていることになる。あくまでも、個人レベルで趣味趣向で遊べるのが、無料サイトや無料ブログとなる。SNS上に浮いている広告宣伝のボタンなども、すべては、無料に走る個人への扇動、洗脳のための・・・虫取り網にすぎないのだ。

 以上のように、見えているようで見えない「ネット事業の落とし穴」がたくさん存在していることを知るべきだ。よって、少しでも早めに気付き、その落とし穴から脱却して、健全かつアグレッシブなネット事業へと舵を取られるよう願えればと・・・。


▼ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
 http://www.dandl.co.jp/Link

         

  • posted by Chikao Nishida at 2016/8/1 03:09 am

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