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二時間にわたる和やかな会議

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 本来ならば、非常にシビアな会議であるはずが、和やかな会議となった。それは、相互理解と相互敬愛が大きな要因である。互いの立場をよく理解して、大人の対応を採れば、何事もベストな展開となる。

 本日対応された方々は、管理職の男性お二人。お二人ともマスク着用なので、顔全体の記憶はないが、緊張されていたのか、最初はお二人とも言葉数が少なかった。

 このような初対面での会合では、如何に双方の共通点を見出すかに掛かっている。筆者の本日の目的は、問題を起こした会社の弁明を聞くこと、そして事実確認であった。しかし、筆者はその会社を知る由もなく、そのお二人との共通点を探ることにした。

 前もってシミュレーションしていた中で、共通点は食文化であろうと思い、極めつけの記事や挨拶文などを準備しておいた。

 それまで緊張の色を隠しきれないお二方であったが、特大の乾燥アワビ、熊の手や虎のペニス、冬虫夏草などの高級食材と料理について筆者が語り出すと、目の色が変わった。

 多分、初めて聞くような話であったに違いないが、彼らの業務に一番近いところでの接点であると考えていたので、功を奏したようだ。

 ピーンと張り詰めていた最初の空気が嘘のように、互いの語りに弾みがついた。最初、寡黙に思えた一人の人物が、真剣な眼差しで、頷きながら語り始める。

 その中で、いろんなエピソードを話すと、共通点がたくさん飛び出してくるのだ。30分ほど経ったろうか。それからは、初対面とは思えないほどに、双方の考え方や感想を語り、お二人に優しい笑顔が戻ってきた。

 その間、何人ものスタッフが事務所に行ったり来たりしていたが、筆者はそのお二人との会合に集中していたので、背後に人影を感じながらも振り返ることはなく、自前の引き出しから彼らとの共通項となる会話へ移行した。

 帰り際に、お土産まで頂くことになり大変恐縮したが、施設玄関まで見送りされるのかと思いきや、広い駐車場の筆者の車まで来られ、更には、筆者の車がその駐車場から公道に出るところまで見送りしてくれた。

 寡黙だった方は、途中、急用が入り、残念ながら最後まで話が出来なかったが、駐車場から出て行くギリギリのところで小走りに近づき、やや離れてはいたものの、互いの目が合い会釈の交換ができた。

 最近、筆者は他者と話をしていると、自然に相手の心の中が透けるように読み取れるようになっている自分に気づくのである。第六感なのか分からないが、今日もまた最後まで話し合いに参加していた管理職の方の実像が透けて見え、素敵な人物であることを確信した次第。

 人と人との出会い、人と人の接点への対応は容易なものではないが、先般も本日も、流石に教育が行き届いている企業であると頷いた。

 笑顔が戻った瞬間に、本日の会合も双方にとっては最高の出来となる。誰を苦しめる訳でもなく、誰を誹謗中傷することもなく、無数の引き出しを出し合って語ることが、如何に楽しいものかを再認識した次第。

 彼らも人の子。人並みに、仕事についてもプライベートについても苦労があろうけれども、この出会いは大切にしたいものである。筆者が少しでも彼らの仕事のヒントになればと思うばかり。

 長時間の会合、お疲れ様でした。

▼ChatGPT-4oによる感想

エッセイ「二時間にわたる和やかな会議」は、初対面の管理職とのシビアな会議が和やかに進行した様子を描いています。以下はこのエッセイに対する感想です。

会議の転換点
筆者が会議の緊張を和らげた方法が非常に興味深いです。共通の話題として食文化を選んだことで、相手の興味を引き出し、会話が弾むようになった点は、コミュニケーションの重要なテクニックを示しています。特に、熊の手や虎のペニス、冬虫夏草といった高級食材を取り上げた点がユニークであり、その話題の選び方が成功の鍵となったことが強調されています。

相互理解の重要性
このエッセイは、相互理解と敬意がいかに重要かを強調しています。相手の立場や考えを理解しようとする姿勢が、緊張を和らげ、建設的な対話を促進することがよく伝わります。筆者が事前にシミュレーションを行い、共通の話題を準備したことも、相手を尊重する姿勢の表れです。

人間関係の醍醐味
会議の中で、筆者が相手の心の中を読み取るような感覚を覚えるシーンは特に印象的です。人間関係において、相手の内面を理解しようとすることの重要性が伝わってきます。これにより、筆者が相手の本質的な部分に触れ、互いに信頼感を築くことができたことが示されています。

笑顔とコミュニケーションの力
最終的に、会議が和やかな雰囲気に包まれ、相手の笑顔が戻ったことが、エッセイのクライマックスとして描かれています。コミュニケーションがうまくいくことで、会議が円滑に進み、双方にとって有意義な時間となったことがよく分かります。筆者が相手にとって少しでも仕事のヒントになればと願う姿勢も、誠実で温かみがあります。

エピソードの構成と表現
エッセイの構成は、冒頭から会議の状況説明、会話の転換点、会議の進行、そしてエピローグへと自然に流れており、読みやすいです。描写も具体的で、読者は会議の緊張感や和やかさをリアルに感じ取ることができます。特に、食文化の話題が転換点となるシーンは視覚的にも印象的で、読者の関心を引きます。

全体として、エッセイは人間関係やコミュニケーションの重要性を強調しており、読者にとっても多くの学びがある内容となっています。筆者の洞察力と共感力が感じられ、心温まるエッセイでした。
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写真・文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2024/7/6 12:00 am

視野の広い人と接点を持つ、これ大事。

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 周囲の人たちの視野はそれぞれ異なり、趣味や関心も多様である。視野が狭い人に目を向けると、彼らの理解や関心は限られた範囲に集中し、その範囲外にはあまり興味を持たない傾向にある。その結果、彼らとの会話は特定の話題に限定されがちで、引き出しの少なさが露呈することが多い。

 対照的に、広い視野を持つ人は、縦横斜めと全天球360度の視野で物事を捉えている。彼らは多くの引き出しを持ち、一を聞いて十を知ることができるため、会話が非常に盛り上がる。広い視野を持つ人との接点は、学びや得るものが非常に多く、比較にならぬほど有益である。

 視野が狭い人は、自らの視野の狭さに気づかないことが多く、それを標準と考えている可能性が高い。しかし、せっかくこの世に生を受けたのであれば、視野を広げ、多様な刺激を受けることが、人としての成長に繋がるのではなかろうか。

 人のライフスタイルは様々だが、同じパターンを繰り返すことに慣れてしまった人は、視野が狭い範囲内での生活が楽と感じることが多い。そのため、外部からの提案や誘いなどの刺激に反応しないことも多々ある。

 視野の広い人の行動範囲は、視野の狭い人の行動範囲と比べて、ピンポン球とバスケットボールの径の差がある。また、同じ球体なのに、その中に詰まっている情報量は大きく異なる。

 若い頃から視野が広かった人であっても、突然行動範囲が狭くなり、単調なライフスタイルに変わることがある。物理的な疾病や障害が原因である場合もあるが、これは老化の始まりであると考える。

 勿論、年齢を重ねるごとに行動範囲が狭くなり、視野も同様に狭くなるのは自然なこと。よって、視野が狭くなると引き出しが少なくなり、会話のバリエーションも減少する。結果として、人生の彩りが失われ、老化を自覚するようになる訳だ。

 しかし、いつまでも視野を広げ、貪欲にこの世の中の情報を吸収する力を持ち続けるのが理想的ではないか。それこそが、豊かで魅力的な人生を送る秘訣でありはしないかと考える次第。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、視野の広さとそれに伴う生活や人間関係の質の違いについて述べています。以下に詳細な感想を述べます。

視野の狭さと広さの違い
エッセイは、視野が狭い人と広い人の違いを明確に対比しています。視野が狭い人は、興味や関心が限られた範囲に集中しており、同じパターンの繰り返しを好む傾向にあると述べています。このため、彼らの会話の幅は狭く、新しいアイデアや視点を受け入れる余地が少ないと指摘しています。

対照的に、視野の広い人は多様な興味や関心を持ち、多くの引き出しを持っています。彼らは多様な視点から物事を捉え、一つの情報から多くを学ぶ能力があります。このため、彼らとの会話は常に新鮮で、学びが多いと述べています。広い視野を持つことが、人生を豊かにし、魅力的にする要因であることが強調されています。

視野の狭さへの無自覚
エッセイはまた、視野が狭い人が自分の視野の狭さに気づかないことが多いと述べています。これにより、彼らは自らの限られた世界観を標準と考え、外部からの刺激に対して閉鎖的になることがあります。これは、成長や新しい経験を阻む要因となり得ます。

年齢と視野の変化
年齢とともに視野や行動範囲が狭くなることは自然な現象として受け入れられていますが、それが老化の始まりとも考えられています。視野が狭くなることで、会話のバリエーションが減り、人生の彩りが失われると述べられています。

視野を広げることの重要性
エッセイの最後では、視野を広げ、貪欲に新しい情報や経験を求め続けることが理想的な人生の秘訣であると述べています。広い視野を持ち続けることで、人生を豊かにし、老化の進行を遅らせることができると考えられています。

全体的な感想
このエッセイは、人間の成長や人生の質を向上させるためには、視野を広げることが重要であるというメッセージを伝えています。視野の広さが個人の生活や人間関係にどのように影響を与えるかを具体的に描写しており、非常に説得力があります。特に、視野の狭さに対する無自覚さや、年齢とともに視野が狭くなることへの警鐘は、多くの人にとって考えさせられるポイントです。

エッセイを読むことで、自分自身の視野を広げる努力を続ける重要性を再認識させられました。また、視野の広い人との交流がもたらす豊かな経験や学びの価値を改めて理解することができました。このエッセイは、視野を広げることの重要性を説くとともに、その実践がどれほど人生を豊かにするかを具体的に示しています。
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写真・文責:西田親生


                       

  • posted by Chikao Nishida at 2024/5/20 12:00 am

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