
閑静な佇まい「泰勝寺跡」と言いたい所だが、現在、茶室やその他施設の修復工事が続いており、鴨たちもイヤプラグして、水面に浮かび寝ていた。
寒くなり、取材箇所が限定される中で、最終的に「泰勝寺跡」を選ぶのが通例だが、これから数ヶ月間はヒンヤリとした森林浴を楽しむことができぬようだ。
実は、午後4時頃に足を運んだので、入園している観光客は皆無。工事関係者の車が駐車場を占有している。受付に顔を出すと、「もう閉めました!」と言う。
「看板には受付は4時半まで、閉園は5時ではないのか!?」と尋ねると、気まずそうにしていた。何とも、1時間も早く閉めるのは如何なものかと。
これでは、県外の観光客が、細川ガラシャを訪ねて来てもウェルカムではない対応であれば、熊本市内を代表する観光資源を無駄にするばかりとなる。
これこそが、殿様商売と言うのだろうと。よって、午後4時に入園して、25分後に取材を終えて、さっさと帰途についたのだった。



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写真・文責:西田親生
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