▼熊本ホテルキャッスル側面
取材のスタート地点は、常に熊本ホテルキャッスル。今日は、その周辺をブラリ取材をしてみたのだった。
同ホテルの裏側を歩くと、ビルほどの高さに育った大楠が見えてくる。よって、オークス通りと命名されているが、わずか数十メートルと狭いところだが、すこぶる絵になる通りである。昨日も、中国人観光客数人が立ち止まって、オークス通りの看板をスマホで撮影していた。
写真のように、オークス通りは大楠に沿って煉瓦色のビジネスホテルや立体駐車場などが建ち並んでいる。ホテルのデザインがオシャレなので、一瞬、海外にでも足を運んだかのような錯覚に陥るのである。ただ、残念だったのが、統一された看板以外に、いろんな不動産情報などの不揃いのサインがたくさんあったので、美観を損ねているのは否めない。
熊本ホテルキャッスル横は電気ビル(元九州電力)。高齢者向けの高級マンションとテナントが入った、大きなビルが建っている。幅広い歩道で囲まれ、小洒落なベンチが十数台設置されており、若い人たちの待ち合わせ場所、読書の場所、スマホ確認の場所として使われている。
猛暑の中、汗が滝のように流れるけれども、そのベンチに座り大楠を眺めていると、思いのほか涼めるという事が分かった。ただ、車の往来が多いので、決して空気は澄んでいるとは言えない。しかし、電気ビルには老舗の喫茶店もテナントとして入っているので、この時期であれば「柚子ソーダ」なんぞを飲めば、身も心もスキッとするというもの。
また、路地には若い方々がブティックや食事処の店舗を構えて頑張っている。じっと路地を眺めていると、これまた思いの外人通りの多さに驚いてしまうのだった。小物店から出て来た親子。自転車で路地を通る学生。たまに、この狭い路地をタクシーや自家用車も通ってくる。・・・都市の中心部にある大楠たち。長きにわたり、彼らは、どれだけの人の姿を見下ろしてきたのだろうか!?
今日は35mmレンズ一本で歩き回ったが、この小さなオークス通りを楽しませてもらった次第。
▼岡田珈琲のオリジナルブレンド
▼熊本ホテルキャッスル11階トゥール・ドーシャトーとライトアップされた熊本城遠景
▼熊本ホテルキャッスル11階トゥール・ドーシャトー
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