
台風14号が九州を避けて去った後、半高山(玉東町)は静かだった。それは台風で掻き乱されていたものの、蜜柑山は平常に戻っていた。
同山は西南の役戦跡として知られるが、つい最近、山頂展望所まで道路が整備され、すんなりと山頂へ登れるようになったのは有り難い。
山頂途中にも僅かであるが駐車スペースもあり、車の方向転換も容易くなり、そこからの眺望も山頂と違い、乙なものである。
10月に入ったと言うのに、ツマグロヒョウモンチョウが飛び交っている。マリーゴールドとコスモスの花々の蜜を吸っている。
正直なところ、ツマグロヒョウモンチョウは余り好きにはなれないけれども、マリーゴールドの葉の緑に留まるツマグロヒョウモンチョウはなかなか絵になる。
細い蝶の口吻(こうふん)をカメラで捉えるのは相当難しい。それも、90mmマクロレンズであれば、そっとそっと近付かねければならない。
よって、ツマグロヒョウモンチョウが逃げぬ程度の距離にて、ファインダーから目を離し、手を伸ばし、ファインダー中央部でピントが合えば、パシャリ。
思いの外撮れたようだが、納得が行くものではない。できれば、135mmのマクロレンズ、または最短撮影距離が短い望遠レンズで撮れればと。
▼以下写真は50mm標準レンズで撮影






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