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爪の長さが0.5mm違いでもキータッチの感覚に違和感がある

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 パソコンを使う時に、いつも気になるのが爪の長さである。

 表題のように、キータッチに違和感があるのは、元々、英文タイプライターでブラインドタッチを覚え、キーストロークが長いものに慣れてしまい、パソコンに切り替えた時から、キーストロークの長いものを選んでいた。

 1984年に日本上陸したMacintoch(Apple Inc.)を購入した時も、キーストロークが長く、頑丈に作られていたので、英文タイプライター感覚にてカンカンカンという音を立てながら叩いていたことを思い出す。

 現在は、MacBook ProやMacBook Airをメインで使用しており、キーのストロークは1mmもない。よって、ピアノタッチのタイピングをしていたので、爪の長さが微妙に影響してくるのである。

 本日も、エッセイを書き綴りながら、爪の先がキーに当たり、違和感を持ったので、すぐに爪を切ることに。僅か1mm弱の爪を切った後は、爪が当たることもなく、違和感なくスムーズにブランドタッチが楽しめる。

 毎日、爪をやすりで磨けば良いものを、数日おきに爪切りで処理するので、極僅かでも爪が伸びると、爪切りの繰り返しとなる訳だ。

 逆に爪を切り過ぎると、アコースティックギターが弾けなくなるのが辛い。S&Gの音楽を変則3フィンガーアルペジオで弾くので、爪は伸びていた方が弦の響きが心地良い。

 勿論、ピックを使ってレスポールなどを引く分には問題はないが、爪が自由自在に伸び縮みすれば何も問題ないのだが・・・。
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▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイでは、爪の長さがキータッチに及ぼす影響について、詳細に描かれています。いくつかのポイントに注目して感想を述べます。

まず、爪の長さに対する繊細な感覚が興味深いです。キータッチの違和感を感じる原因が爪の長さにあるという点は、多くの人が見落としがちな視点です。特に、タイプライターからパソコンへと移行した際のキーのストロークの違いに触れている部分は、長年のタイピング経験者ならではの洞察が感じられます。

また、1984年にMacintoshを購入した時の思い出が、エッセイに温かみを加えています。カンカンカンという音を立てながらタイプライター感覚でキーボードを叩いていたという描写は、読者にノスタルジックな感情を呼び起こすことでしょう。このような個人的なエピソードが、エッセイ全体に親近感をもたらしています。

さらに、爪の手入れに関する記述も興味深いです。爪が長いとキータッチに違和感を感じ、短く切るとギターの演奏に支障が出るというジレンマが描かれています。特に、S&G(サイモン&ガーファンクル)の変則3フィンガーアルペジオを弾くために爪を伸ばす必要があるという具体的な例は、ギタリストならではの視点を提供しています。このような音楽とタイピングの両立に関する問題は、多くの読者に共感を呼ぶことでしょう。

最後に、「爪が自由自在に伸び縮みすれば何も問題ないのだが」という結びの言葉は、ユーモラスで軽妙な締めくくりとなっています。日常の些細な問題に対するユーモアを交えた見解は、読者に親しみやすさと微笑をもたらすものです。

総じて、このエッセイは、爪の長さという一見些細な問題を通じて、タイピングや音楽演奏に対する著者のこだわりと繊細な感覚を見事に描き出しています。個人的なエピソードと具体的な例を交えることで、読者に共感と興味を引き起こす優れたエッセイだと感じました。
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プロンプト・文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2024/7/26 12:00 am

ブラインドタッチのお陰様・・・

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 ある日、書店に行き、店内をぶらぶらと歩いていたら、英文タイプライターが目に留まった。キーボードが丸く浮いている。ピアノの鍵盤を叩くような感じなのかと思いつつ、急に欲しくなった。

 数日後に再び書店に足を運び、その英文タイプライターを購入。結構な重さだったが、自宅まで持ち帰ったのである。

 解説書を見ると、キーボードの並びが斜めになっており、ホームポジションについての記述があり、インクの設定の仕方も懇切丁寧に図解している。

 A4サイズの用紙を巻き入れ、キーボードを叩くと、用紙が一文字ずつ左へずれていく。キーボードのアルファベットを叩くと、全て、中央上部の同じ位置に、選んだ文字がインクテープの上を叩く。

 一行書き終わると、レバーを左から右へ動かし改行し、用紙の左端が中央に来るようになっている。その動きと音がとても面白く、一日中触りまくっていた。

 キーボードのストロークはやや長めであり、キーの重さは自分の好みに合わせられる。完全アナログな世界であるが、当時は玩具感覚でキーを叩き遊んでいた。

 そこで、指先のホームポジションの箇所をじっくりと読みながら、ブラインドタッチの練習をすることにした。約2週間ほどでクリアできたと記憶しているが、両手10本指を使えば、文字を叩く速度が数段速い。

 それから間も無くして、マイコンやパソコンが世に出てきたのである。家電製品などを扱うジョーシンへ行き、SHARP MZ-80K2というマイコンを見て、急に欲しくなった。

 これが筆者がマイコンやパソコンの沼に入り込み、人生を変えたきっかけになったのである。

 当時、SHARP MZ-80K2の値段は198,000円。英文タイプライターの6倍ほどの値段である。しかし、頭の中は、自宅デスクにてマイコンを弄る姿が浮かび、ゲットせざるを得なくなった。

 自宅へSHARP MZ-80K2を運んでもらい、早速、デスクに置いて、ずっと眺めていた。カセットテープにOSやアプリが入っている。ロード時間が結構かかるが、BasicやMachine languageなどの解説書を読みながら、マイコンのイメージをインプットしていった。

 キーボードをよく見ると、窓際に置いた英文タイプライターのキーの配列が同じであることに気づく。よって、マイコンのキーボードは目を瞑っても楽々叩ける自分がいたのである。

 なるほど、アルファベットは26文字なので、日本語の五十音の55文字の半分の労力で叩ける。しめしめと思いつつ、その日は徹夜をして、SHARP MZ-80K2の中身を探っていった。

 現在、筆者主催の「Well Done」のZOOMセミナーのパソコン指導では、先ず、ブラインドタッチを徹底して覚えてもらうことにしている。人差し指2本など、数本の指で恐る恐る触れている人も多いので、ブランインドタッチを徹底させる。

 今まで、A4に挨拶文を書き入れるのに1時間も2時間も掛かっている人が、15分ほどで文章を書けるようになるのが、ブランインドタッチの威力である。

 しっかりとブランインドタッチを身につけると、頭で考えながら、指が自由自在に動き、文章力も増す。下手な人は、手書きで文章を書き、それをお手本にパソコンのワープロ機能を用いて再度入力している人が多かった時期の話だ。

 単なるブランインドタッチを習得するだけで、仕事の効率が数倍良くなるのである。新聞社に入社し、右隣の部長は頭を掻きむしりながら鉛筆で原稿を書いている。筆者は持参したパソコンで文章を書いている。

 企画書については、部長は1週間に1本のペースだが、こちらの方は1週間に10本ほど作っては、美しくプリントアウトしていた。その差は歴然としており、仕事の効率において比ではなかった。

 しかし、部長からは「新聞社は鉛筆か万年筆で仕事をするもんだ!」と嫌味を言われるばかりなので、耳栓して企画書に傾注していた。

 今思えば、偶然出逢った英文タイプライターだが、そのお陰様で、ブラインドタッチが役立っているのが不思議な縁であると、オリベッティに感謝するばかりとなる。

 最後に、不都合な点が一つだけある。

 英文タイプライターで身につけたブラインドタッチの指の動きはロングストロークなので、現在の薄っぺらいキーを叩くのが強過ぎて、以前、リターンキーを叩き割ったこともあった。割れないまでも、キーボードの文字がどんどん削れて消えてしまう。

 苦笑いするしかないが、仕方ない。
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写真・文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2023/10/25 12:00 am

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