
先般、来熊された京都と大阪のお客に、野鳥の写真を見せながら話をしたのだった。
お二人とも大都市部に育ち、社会人となった人ばかりで、そのお二人が、筆者が撮影した野鳥の写真を見ながら「大阪では見掛けないですね。見たこともない鳥ばかりです!」と言っていたことが、すこぶる印象的でもあり、ショックだった。
熊本市は、数年前にようやく政令都市の仲間入りをしたばかりだが、県内人口の4割(72万人)ほどがが集中する県庁所在地。九州でも、福岡市、北九州市に次ぐ、三番目に大きな都市(明治時代は九州最大の都市だった)となっている。
市内は、高層ビルも建ち始め、だんだんと木々の色合いが、コンクリートなどソリッドで冷たい色合いに変化しつつある。しかし、筆者が取材のために足繁く通う八景水谷公園や江津湖などは、熊本市のど真ん中またはその周辺に位置するところで、写真のような野鳥たちが普通に生息している。
大都市部から来た方々には、野鳥の種類など知らぬ存ぜぬの世界なのだろうと。よって、都市化した熊本市ではあるが、他の大都市部では見掛けることができないような、貴重かつ稀有な「自然の缶詰」であることを再認識したのである。
熊本市内では、生活に必要な水のほとんどは、阿蘇山からの伏流水(地下水)で賄われている。
先日大阪から来た方が・・・
「熊本ホテルキャッスルに泊まり、部屋の水道水がすごく旨く、コンビニで売っているペットボトルの水など比ではなかったですよ。だから、1本のペットボトルの水を飲み干し、ホテルの水道水で満タンにして冷蔵庫で冷やし、翌日飲んでみたんです。本当に美味しかった!」と・・・。
※熊本市は世界の人口50万人を超える都市の中では、唯一、地下水で賄われるほど水が豊富で美しい。
▼マガモ

▼コサギ

▼カワセミ

▼ジョウビタキ

▼オオバン

▼カイツブリ

▼ミサゴ

▼カルガモ

▼ヒドリガモ

▼ハシビロカモ

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