
激震の後、初めて足を運ぶ「一つ目水源」。熊本県北部の山鹿市にある、小さいが、とても美しい水源だ。
九州全体を揺らした、今回の大地震。筆者の郷里でもある山鹿市は、お陰様でほとんど被害もなく、現在筆者が住んでいる熊本市とは、天国と地獄の差があった。それでも、県北部では、菊池市の山手では地崩れで多くの家々が崩壊している。水も濁り、断水となった。
隣に位置する山鹿市も、最近は若干揺れてはいるものの、大地震第2波の翌日、17日の日曜日には、県内被災地から多くの人々が集まり、街の中央にある「さくら湯」は、オープン以来最高の2500人が湯に浸かったという。
被害はなかろうと思ってはいた「一つ目水源」。炎天下の中、暫し涼を取らせてもらった。クレソンが咲き乱れ、小川を埋め尽くしている。アザミは咲き放題。トンボや蝶がたくさん草木の上を飛び回っていた。
水源手前にある「一つ目神社」。実は、その狛犬などの被害がないかが心配で足を運んだのだった。鳥居から続く細い路の中ほどに、少々亀裂が生じているが、それが今回の地震の爪痕なのかは定かではない。
「一つ目神社」も「一つ目水源」も被害もなく、元気な姿だったので、30分ほどの滞在でオフィスに戻ることにした。・・・帰り際に、ご高齢の男性が水汲みに来ていた。同地に来る前、ランチの時も、ある老人が「一つ目水源は大丈夫。三日前に水汲みに行ったとばってん、どぎゃんもなっとらんですよ!」と。
ちなみに、災害復興の時期は、できるだけ被災地には車で行かないようにしている。一昨日も、どうしても益城町へ行きたかったけれども、高速道路や東バイパスなど、とんでもない渋滞が続いている。よって、足を運ぶのを断念したのだった。








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