▼在りし日の北十八間櫓

熊本地震から3年が過ぎた。筆者にとって、写真上の北十八間櫓はすこぶるお気に入りの櫓として、熊本地震前にはよく足を運んでいた。
ところが、2016年4月の熊本地震により、熊本城全体の石垣は甚大なる被害を受け、北十八間櫓も写真下のように、櫓ごと崩壊した。
現在、復興工事中であるが、底辺部分から上方へと石垣が修復され、頑丈なワイヤーを覆いかぶせて、固めてある状態となっている。
熊本地震前は、1kmから2km近くを歩きながら、城内を撮影するのが日課となっていたが、今はフェンス越しにしか見ることができない。
元々、熊本城全体は茶臼山の起伏を利用した城であり、阿蘇山からの火砕流にて覆われた地質となっている。よって、地震の時は、相当大きく揺れたのだろうと・・・。
自然の力は計り知れないものの、こうやって、じわじわと復興工事が進んでいる現場を眼前にすると、人の力も凄いものだと感心するばかりとなる。
▼熊本地震で崩落した北十八間櫓

▼熊本地震から3年後の北十八間櫓




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