▼既に心は2022年へ

昨日、午後10時から2時間、来年に向けた会議をZOOMにて行った。
日頃から、メールやらメッセージやらで対応している筆者であるが、やはり、ビデオ会議と雖も、実際にリアルタイムにて面前で話し合うと、次から次へとアイデアが噴き出してくる。メールやらでは、なかなか瞬間的に噴き出すものはないが、直接会話の重要さを再認識できたように思える。
一昨日で終了した「ICTスキルアップ短期集中研修」。延べ40日間に及ぶものだった。初日、研修生のレベル把握から始まり、自分なりにシナリオを描き、日々教材の作成に傾注して行った。しかし、期待以上のスキルアップを見せた研修生たち。初日のイメージとは別人のような進化に感激してしまった。
若いから伸び代はあると言っても、この短期間に専門的なICT総論各論を学び、更には、デバイスやアプリのコンビネーションを理解し、フライヤーの制作まで挑戦できたのだから、申し分ない。勿論、エキスパートになるには遠い道のりかも知れないが、立派なクリエイターに育つのではないかと・・・。
日本人の研修生は負けず嫌いで、どんどん突っ込んでくる。多分に心の中では、壁に当たっては泣きじゃくっていたのだろうと推察する。また、外国人の研修生は言葉の大きな壁を感じながら、必死になってぶら下がる。先が見えず不安だらけだったと思うが、好奇心のかたまりは壁を倒してしまった。
今まで、筆者主催の「先見塾」にてICT総論各論、ホテル文化&食文化などを語ってきたが、今回のように見事なまでの進化を見せてくれた人は皆無に等しかった。それは元々知り合いが多かったので、教授する側も受講する側も甘えがあったように思えてならない。勿体無い話だが、中途半端な学びで終わっていた。
それに対して、一昨日終了したばかりの研修生とは実際お会いしたこともなく、ZOOMで初対面の人たちばかりであった。よって、初手から遠い距離の人たちを引っ張って教えざるを得なかったが、逆に、良い緊張感が走り、妙な甘えや中途半端な受講は完全に不可能な環境であったとも言える。
この場をお借りして、研修生たちへ心から称賛の辞を贈りたい。本当にお疲れ様でした。筆者が冒頭手渡した「蜘蛛の巣理論」のような「ICT鳥瞰図」を毎日眺めては、ブラッシュアップに努めて頂ければと考える次第。諄いようだけれども、日々感性を磨くこともお忘れ無く!
これから先、実際にお会いすることはないかも知れないが、この40日間の学びを、今後の業務にフルに活用して、誰にも負けぬクリエイターとして頑張って頂ければと思うばかり。良い新年をお迎えください。
2021.12.29
ICT Doctor Chikao NISHIDA
◎記事と写真は関係ありません
▼護国神社近くの野鳥園のサザンカ(2021.12.28撮影)




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