◎記事と写真は関係ありません

とても丁寧な言葉が羅列されていると、そこには感謝の念がぎっしりと詰まっているかのように錯覚してしまう。しかし、そうではない。美辞麗句ほど無味乾燥なものはなく、その言葉のチョイスに酔っている人物は、後ろを向いて舌を出しているだけの話である。感謝の意とは、流暢なる言葉のトーンで判断するものではなく、その時から現在までの、その人物の挙動をじっくりと観察すれば、凡そ本音が透けて見え隠れするものだ。
しかしながら、美辞麗句を操ることを趣味としている人間は、己の言葉に酔いしれているだけで、相手に本音がバレバレということに気づかない。何と愚かな思考回路であろうかと。自分大好きなのはどうでも良いが、世の中心に立っているかのような所業は、恥ずかしさの境界線を超えている。本音と建前大好き人間こそ美辞麗句に溺れ、自らの恥の上塗りを繰り返すような人生を送っているに過ぎない。何とも、無駄なエネルギーかと。
自然体にて相手に自分の言葉を伝え、行動で示すがベスト。実にシンプルだが、それをわざわざ複雑な言葉の綾にて偽装工作をする必要性は全くない。尤も、感謝の念のない人物や、リスペクトのない人物とは、申し訳ないが、その辺に、あちこちに転がっている。世話になっても、お返しする気持ちが毛頭ない偽善者たちが、その辺にゴロゴロとしている訳だ。何とも悩ましい気持ちとなってしまうが、それが現実である・・・・・。
▼孔子公園に咲く花々







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写真・文責:西田親生
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