
熊本県内も、あちこちの山々で紅葉が見られるようになった。ところによっては、平地でも美しい紅葉が期待できる。
写真群は、熊本城野鳥園で撮影したものだが、同園では夕刻、陽が沈む1時間半ほど前に小さな森に潜り込み、逆光に透ける紅葉を撮るのが面白い。
まるで、赤や黄色、緑の宝石を散りばめたような木々がある。今回は35mmレンズを使って、マクロ的に接写で撮影してみたが、思いの外美しい。
レンズのセレクトは人それぞれ、好みである。従来は90mmマクロばかりを使用していたが、超ワイドレンズを使うと、少々欲張った絵面になってしまう。
望遠を使えば、直線は直線、曲線は曲線と、ほどんど収差がない。しかし、超ワイドレンズを使用すると、デフォルメされた絵面となり、快感が走る。
ただ、足元から遠い場所にある被写体を引き付けて撮影できないので、その時は、あっさりと断念するか、もう一台のカメラに超望遠を装着して備えるか。
最後の写真は、エフェクト嫌いの筆者が、パソコンのアプリで敢えてエフェクトを掛けてみたもの。まあ、こんな壁に絵が描けたらと、見入ってしまった次第。
今回の絵面は、従来になかったものなので、次回も15-30mmの超ワイドでどこまで表現できるかを試してみたい。






▼パソコンのアプリでエフェクトを掛けてみたもの

◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
https://www.dandl.co.jp/

文責:西田親生
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