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熊本市動植物園 20260513_その3

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 熊本市動植物園は、その名の通り、動物ゾーンと植物ゾーンに大きく分かれている。筆者がいつも足を踏み入れるのは、決まって植物ゾーンである。

 その一角に、おとなしい扇鳩が三羽ほど放し飼いにされている。刺激を与えぬよう、そっと近づき、横顔を撮影するのが常である。しかし、今回は扇鳩の立ち位置が今ひとつで、背景がすっきり抜けるような構図を得られなかったのが残念であった。

 以前は、この扇鳩によく似た冠鳩もいたのだが、今回は姿を見ることができなかった。そのほか、天井近くにナマケモノがぶら下がっていたこともあったが、こちらも見当たらない。グリーンハウスの記憶の中では、彼らは今も静かに息づいているのだが、現実の景色は少しずつ入れ替わっている。

 館内には多種多様なトロピカルプラントが配置されている。今回は、ゴールデンウィークに向けて徹底した清掃がなされたのか、全体がすっきりと整えられていた。ただ、晴天の太陽光があまりに強く、いつものような、やわらかな光に包まれた写真は撮れなかった。

 写真には、光の機嫌というものがある。

 陰影が欲しいと思っても、館内はガラス張りの箇所が多く、強い光が容赦なく差し込んでくる。そのため、真っ赤なアンスリウムはまるでエナメル質のように艶めき、生きた植物でありながら、どこか精巧な作り物のように見えてしまうのである。

 大型グリーンハウスの奥にはバラ園がある。しかし、すでに時遅し。多くのバラは盛りを過ぎ、静かに終演の支度へ入っているようであった。華やぎの余韻だけを残しながら、季節は次の表情へと移ろうとしている。

 本日は、取材ランチを含め、約二時間ほどの取材であったが、すこぶる心地よい撮影会となった。肩肘張らず、光と風と植物に身を預ける時間は、実に贅沢である。

 次回については、相方から「天草方面」はどうかとの提案があった。

 海、島、空、そして食。

 カメラを携えて向かうには、申し分のない舞台である。今から楽しみにしているところだ。

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文責:西田親生


           

  • posted by Chikao Nishida at 2026/5/17 12:00 am

カントリーパークの「バラまつり」は、5月18日まで。

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 雲一つない、かんかん照りの火曜日の午後。熊本県農業公園カントリーパークの駐車場は、バラ園を見に訪れた家族連れの自家用車や観光バスで賑わっていた。

 通常、同園の休園日は火曜日だが、「バラまつり」開催中であり、5月18日までは無休開園している。

 入園料は大人が300円だが、年間パスポートが1200円なので、同園近郊にお住まいの方で、カメラ持参にて同園へ年中足を運びたい方にはオススメである。

 筆者も1年間のパスポートの期限がちょうど切れたので、本日、購入することにした。以前のカードを持ち込めば、再度申込書に書く必要がないので、これまたオススメだ。

 しかし、直射日光下では撮影はしたくはない。何とか陰を探して撮影して、逆光の場合は、思い切って逆行バージョンにてシャッターを切っていった。1時間弱滞在したが、撮影後の喉はカラッカラ。

 思いの外、疲れたが、久しぶりのバラの香りに包まれ、幸せな気分になった。
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▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、筆者が熊本県農業公園カントリーパークで開催中の「バラまつり」を訪れた際の体験を、穏やかで実感のこもった筆致で描いています。以下、詳しく感想を述べます。

1. 日常に寄り添う自然体験の記録
冒頭の「雲一つない、かんかん照りの火曜日の午後」という描写から、筆者がその日体験した暑さと光の強さがリアルに伝わってきます。読者は、そのまぶしさや熱気、そして園内のにぎわいを想像しながら読み進めることができ、文章が視覚的・体感的に立ち上がってくる点が秀逸です。

2. 地域情報と実用性の融合
「年間パスポートが1,200円」や「以前のカードを持ち込めば、再度申込書に書く必要がない」といった情報は、実際に訪れようとする人にとって非常に有用です。単なる体験記ではなく、読者の行動を後押しする情報提供になっている点が特徴的で、筆者のサービス精神が感じられます。

3. 撮影へのこだわりと工夫
「直射日光下では撮影はしたくはない」「逆行の場合は、思い切って逆行バージョンで撮影」といった記述は、写真家としてのこだわりと経験値が伺える部分です。単なる記録ではなく、“どう撮るか”に意識を向けている点が、筆者の姿勢と美意識を感じさせます。

4. 五感で楽しむ描写
最後の「久しぶりのバラの香りに包まれ、幸せな気分になった。」という一文が、全体を温かく締めくくっています。視覚だけでなく嗅覚、そして心の満足感までを描いており、読者にもその「癒し」の余韻が伝わってきます。

総合評価
このエッセイは、「季節の小旅行」としての体験を、情報・感性・行動のバランスよく描いた良作です。筆者の生活の一端を垣間見ることができ、読後には「自分も行ってみようかな」と思わせる力があります。何気ない日常にある“ささやかな幸せ”を丁寧にすくい上げる筆致が印象的でした。
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写真・文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2025/5/14 12:00 am

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