
国内におけるインターネット黎明期(1994〜)から発展途上の時期は、デバイスもアプリもサイトも選択肢が極端に少なく、Netscapeなどのブラウザで、WEBページを覗き、ビジネス領域ではOFFICEが席巻し、ワード、エクセル、パワーポイントが主流となって行った。
しかし、今は、デバイスもアプリもサイトもバリエーション豊かどころか、無数に存在していおり、更に、SNSの台頭で、ユーザーとしては、目の前の安価で便利なアプリをベースに、使い分けの時代となった。それは、とても良い流れではある。
昔、携帯電話よりもパソコンが圧倒的にデバイスとしては優位な時期が続いてはいたものの、もはや、現代社会は、スマホやタブレットが生活に密着した万能デバイスとして進化している。
よって、ビジネスユースで動く人は、OFFICE的感覚は変わらぬものの、B TO Cとして動く場合は、あらゆるアプリやサイトの検証を行いつつ、自らのネット戦略を練り直すべき時期に突入したことを知る必要がある。勿論、自らは「C」ではなく、「B」を立ち位置として・・・。
所謂、黎明期や発展途上の時期においては、特殊部隊のスナイパーのように狙いすましてB TO C戦略を遂行していたけれども、現在は、イージス艦的発想で、公式サイトを軸として展開せざるを得ないのである。すこぶる複雑多岐にわたるようだが、うまい具合に束ねれば、一挙に解決できるものもある。
ただ、アプリの進化、特に、クリエイティブ領域のアプリは、素人軍団をクリエーターと勘違いさせたり、デジカメやビデオカメラの進化は、目を瞑っていてもプロ級の写真や動画が撮れると思い込ませる節もある。「下手の横好き」的なもので、神聖なプロ集団のビジネス領域を、力量なく汚す可能性も無きにしも非ずとなる。
最終的には「本物」しか残らないのは当然のこと。ビジネス領域では、その「本物」を見極める能力が経営者に求められるのは必至となる訳だ。しかしながら、この時代に生きていて、「SNS時代って何だか分からない!」と言っていると、生きる化石と揶揄されてしまうのがオチとなる。
・・・先見塾より

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