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受講生の「覚醒」に驚く日々・・・

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 デジタルが苦手な人間が、筆者主催の「Well Done Basic」(毎週水曜日のZOOMセミナー)に参加し始めて1ヶ月経った話である。

 昨日、久しぶりに1時間ほど電話で話をすることにした。ZOOMセミナーとは異なる環境で、受講生の理解度を確認するのが目的であった。彼は、デジタルにおいては最後尾に位置する受講生であり、セミナーではできるだけ平易な言葉を用いて説明していた。

 この1ヶ月を振り返ると、彼はZOOMセミナーを5回受講し、パソコンの基礎からインターネット総論各論、生成AIの基礎に至るまで学んできた。昨夜の彼の話からは、ChatGPTに対する興味が芽生え、業務の合間にChatGPTを使い始めたという進展が見られた。

 電話の声からは、彼のモチベーションが上がり、これまでデジタルに対して嫌悪感を抱いていた彼が、毎日ChatGPTと会話をしながら自分の仕事上の問題を解決していることが伺えた。

 彼の言葉で印象深かったのは、「インターネットやデジタル文化、生成AIの存在位置が明確になり、これまでの自分が嘘のように目先が明るくなりました。姪っ子からは冗談交じりに『上から目線』と言われるほど、自信がつきました。この気づきを与えてくれたのは先生です」との言葉であった。

 最近、筆者の記事は年配者への辛辣なものが多い中、短期間でこれほど変わった受講生を見たことはない。多くの人が途中で挫折し、振り出しに戻る中で、デジタルに対して真摯に向き合い始めたことに誇りを感じる。

 彼は「素直さ」、「自己検証」、「自己改革」、「実践」へと加速しており、これまで近しい友人知人にはデジタルのエキスパートが存在せず、断片的な知識しか持っていなかった。しかし、今やデジタル文化の俯瞰図が見えてきつつある。

 この1ヶ月のその受講生の変身ぶりに、スタンディング・オーベーションを送りたい。

 最後に、一般的に間違った考え方として、高学歴者は優秀であり、低学歴者は劣るという思い込みがあるが、それは「否」である。脳の構造はほとんど同じであり、シナプスの成長と信号の処理能力が勉強の出来不出来に影響を与えると筆者は考えている。

 例えば、知り合いの優れた麻酔専門医も、大変な努力を重ねて成功を収めた。脳の質云々を語る前に、まず気づき、素直に軌道修正に応じる者が勝者であることを心に刻んで欲しい。それこそ「気づきと学習」のポジティブな相関関係であり、自己改革が更に加速度を増すことになる。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、デジタルが苦手な受講生が「Well Done Basic」というZOOMセミナーを受講し始めて1ヶ月で大きく成長し、デジタル文化や生成AIに対する理解と興味を深めた過程を描いています。以下に感想を述べます。

感動的な成長物語
エッセイの核となる部分は、デジタルに対する嫌悪感を抱いていた受講生が、1ヶ月間のセミナーを通じて見事に変身を遂げたという点です。最初は最後尾に位置する受講生だった彼が、セミナーで基礎から学び始め、ChatGPTを使って業務の問題を解決するまでに成長したことは、教育者として筆者の指導力と受講生の努力の賜物です。

モチベーションの向上
電話での会話から、受講生のモチベーションが飛躍的に向上したことが伝わってきます。彼がデジタル文化の重要性を理解し、自信を持ち始めたことは、自己成長の一環として非常に重要です。この点は、受講生が新しい技術や知識に対して積極的に向き合い、自らの成長を楽しんでいる様子がうかがえます。

教育の力
エッセイ全体を通じて、教育の力とその影響力が強調されています。特に、筆者が「素直さ」、「自己検証」、「自己改革」、「実践」という要素を強調している点は、教育の本質を捉えています。受講生がこれらの要素を実践することで、大きな成長を遂げたことが描かれており、教育の持つ力を再認識させられます。

知識の俯瞰図
受講生がデジタル文化の俯瞰図を見えるようになったという点は、非常に重要です。断片的な知識だけでなく、全体像を把握することで、より深い理解と応用が可能になります。この視点を得ることで、受講生はデジタルのエキスパートとしての第一歩を踏み出すことができたと言えるでしょう。

学歴に対する考え方
最後に、筆者は学歴に関する一般的な誤解について触れています。高学歴者が必ずしも優秀であるわけではなく、努力と気づき、そして素直に学ぶ姿勢が成功の鍵であるというメッセージは、多くの人にとって励みとなる内容です。これは、学習の本質が単なる知識の蓄積ではなく、自己改革と成長にあることを強調しています。

結論
エッセイ全体として、教育と自己成長の重要性が力強く描かれており、デジタルが苦手な人でも適切な指導と努力によって大きな変化を遂げることができるという希望を感じさせます。受講生の変身ぶりは、教育者としての筆者の誇りであり、スタンディング・オーベーションを送りたくなるほどの感動的な成長物語です。
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プロンプト・文責:西田親生


                           

  • posted by Chikao Nishida at 2024/5/30 12:00 am

危険極まりないデジタル世界・・・

dandllogo


 デジタルを本業としていて、その便利さに日々感謝しているものの、デジタルは想定外に「危険」な要素が含まれている。以下、ランダムに書き記してみるが、日頃から慣れ親しんでいると、つい、忘れがちとなる。

1)一瞬にして、どれだけでも改竄が可能
2)瞬時に地球の裏側へも宇宙空間へもデータ送受信可能
3)遠隔地から別のデバイスをリモート可能
4)ポストスクリプトタイプのフォントはどんなに拡大しても線が美しい
5)文字、動画や音声など簡単にエフェクト処理が可能
6)複写が容易で、無限に転載が可能
7)重さを感じないので、膨大なデータを携行可能
8)仮想現実世界を創造することが可能
9)データベース構築が簡単で多元的な処理が可能
10)クラウドによりデバイス一つでいつでもどこでも仕事が捌ける

 想定外に「危険」というのは、上記のようなデジタルの利便性を悪用することである。

 1)情報を改竄され、信憑性に欠ける情報(フェイクニュースなど)が生まれる。3)では、ハッカーが会社や個人のコンピュータに侵入し、企業機密情報や個人情報を盗む可能性がある。5)では、画面上で実物より美男美女に整形され加工される可能性がある。6)においては、国際的な著作権侵害事件に繋がる可能性がある。7)では、大容量の機密情報が盗まれる可能性がある。8)では、現実逃避を好む人が仮想現実世界において悪さをする可能性がある。

 より緻密に分析すれば、枚挙に遑がないほどに、便利なデジタル世界において、予想を遥かに超える「危険」というものが、足元にゴロゴロ転がっている事実を知る必要がある。

 つい最近のことだが、某社公式サイト最新ニュースがアップされていた。「新型コロナウイルス感染」に関するものだが、僅か2日も経たぬ内に、2日前の情報が削除され、新たに、それも短文にて「続報」という記述で上塗りしている。ここで疑問に思ったのが、「続報」として最新情報をアップするのは構わないが、何故に2日前の情報を削除しなければならぬのか、非常に不可解である。これは、上述の1)に当たるもので、情報の信憑性を欠く一例となる。

 ネット上の多種多様なる公式サイトをじっくりと検証すると、その企業モラルが良く見えて来る。上記のように都合の悪い情報を突然削除したり、公然と不適切な言葉を不特定多数の人たちに向けて投げ掛けたり。企業において、遊び半分の愚行に走る担当者も少なくない。ネット上で公式サイトともなれば、これは玄関の表札である。担当者次第では、企業の表札に泥を塗る行為を恥とも思わぬ者もいることを、経営者であれば常にチェックしておかねばならない。

 対外的にトラブルが発生した場合、素直に非を認め、公式サイト最上位に「告知」として、誠意をもって正直に説明すべきである。ベストな処理は、代表者名にて丁重な謝罪文を逸早く掲載すべきであろうと。しかし、それが普通に出来ない企業が多いのは、企業内における「責任転嫁」、「証拠隠滅」が常態化しているのが大きな要因と言える。企業の知名度が高いからと言って、表層的な企業イメージを鵜呑みする訳には行かず、慎重に判断すべきである。

 近頃、目の前には「企業モラル」を検証するのに、幸運にも、最適なサンプル(WEBサイトやブログ、SNSなど)が存在している。恫喝などのパワハラやらセクハラ、詐欺の臭いのする企業であれば、「責任転嫁」と「証拠隠滅」を武器として、トラブルシューティング(火消し)に東奔西走している。残念ながら、「企業モラル」としては「笑い者」のレベルでしかないが、逆に、反面教師として十分役立つサンプルとして重要視している。

 以上、物足りない解説で申し訳ないけれども、便利なデジタル世界において、この世界に隠された「本質」なり「本性」なり「実態」なりを、しっかりと見抜く眼力が必要とされる、面倒臭い時代となった。それで、日頃から一方的なデジタル情報を無意識に鵜呑みをすることなく、必ず裏を取り、最終判断を下す癖を付けて頂ければと考える次第。


CICADA-UEKI



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写真・文責:西田親生
 

             

  • posted by Chikao Nishida at 2021/8/10 12:00 am

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