
一昨日の或るニュースに、「フェイクニュースを信じ易く拡散するのは、能力のない人である!」と記述があった。まさしく、その通りだと考える。ニュースの信憑性について、ウラを取ることもなく、単細胞にて鵜呑みをして、導火線に火が付いたように、慌てまくり拡散を続けるのである。
同様に、己に自信がない人ほど他人を疑い、真偽の判別が付かぬ内に、一歩、二歩、バックステップしている。他人に対する評価も同じく、己の歪んだ尺度により判断し、社会的に立派な方をも見下し無視。好機を逸し、後の祭りとなる人をよく見掛ける。思考回路が単純過ぎるが故の結末である。
上のニュースに書かれていた「能力のない人」は、本人は思いの外プライドだけは高く、野心も人並み以上にある。しかし、自分自身が赤恥をかいたり、筋の通らぬことを言っていることが分からぬのだから始末に悪い。よって、どんなにアドバイスしても、学習能力に欠け、同じ繰り返しとなる。
「能力のない人」とダイレクトに言うのは、余り良い表現ではないので、ここでは、「脳みそを上手く使えない人」程度にしておこうかと。しかし、「脳みそを上手く使えない人」は、己を客観的に見ることができず、自分自身を「過信」、「過大評価」しているところが共通しているようだ。
実に不可思議な傾向であるが、それが現実であり、今まで目の前を通り過ぎた「脳みそを上手く使えない人」たちは、皆同タイプの人間であった。自分に自信がないから、有名人だったり金持ちの氏名を挙げては、自分を大きく見せるために虚言を発する。全く意味のない挙動である。
幼い子供たちは素直だが、このようなノイジーなおっさん、おばさんになれば、不治の病となり、死ぬまで赤恥の重ね塗りを繰り返す。畢竟、人様とのお付き合いは、「しっかりと信じてくれる人」との関わりを大切にしなければならぬと言うこと。無論、リップサービスなど糞食らえではあるが・・・。
最後に、フェイクニュースに騙され拡散することがなきよう、周囲の子供たちに嘲笑されぬよう、大人として大恥をかかぬよう、もっと「脳みそを上手く使える人」になる努力を惜しんではならない。また、人生長い様で短いので、恥ずかしさの境界線を逸脱した自分を、一度潰してしまう必要がある。

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