
殺伐とした世の中になったものだ。人嫌いになった人たちが通り過ぎて行った。その人というより、世の中の偏った民意の被害者となっている。
そんな中、熊本市動植物園を訪れ、年中、蘭やトロピカルな植物の花々を愛でながらシャッターを切って行くと、感謝の心が急に湧き出て来る。
手足を持たぬ植物たちだが、色形を披露し、甘い香りを放ち、蜜蜂やアブ、そして小鳥たちを呼び寄せ、その「種」が絶たぬように生きている。
見事なまでのシンメトリックな形状に、うっとりとしてしまう。何者が、どのようにして、これらの造形物を生み出したのか分からない。
時には花を愛でて、日頃の燻んだ心を浄化しては如何だろうか!?不思議なことに、撮影後に、とても清々しい気持ちとなってしまうのである。









◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
https://www.dandl.co.jp/

文責:西田親生
Comments