▼メガネ職人(山鹿市山鹿)Nikon D800

写真を撮影している時に、つい、モノクロームで全部撮りたくなることがある。・・・カラーよりも難しい。
光と影、金属的な重み、刻み込まれたシワ、手先の動き、メガネのレンズなど・・・カラー写真とは全く異なり、構図や明暗のメリハリなど・・・撮影すればするほど、モノクロームの奥深さに押し潰れそうになる。
もっとフィルムのようなソフトタッチな表現できないだろうか。もっと、眼球のキラリが表現できないだろうか。欲を言ったらキリが無いほど、モノクロームを撮影する瞬間に、ふとシャッターの人差し指が止まってしまう。
勿論、フィルムの粒子は丸いわけで、デジタルカメラの四角とは違う。よって、フィルムのようなノスタルジックなイメージを創るのは、かなり敷居が高くなってしまう。
肖像権の問題もあり、あちこちにてポートレートを撮影することは不可能だが、モノクロームで切り撮りたいのは「人」である。最近、ご縁もあり、ポートレートを撮影する日が続いている。すこぶる変化を楽しめる最高の被写体である。
これから先も、モノクロームのポートレートに挑戦してみたいと考えるが、イメージ通りの写真を撮影するための、被写体探しが大変だ。
▼食事処のご婦人(山鹿市鹿央町)Nikon D850

▼蕎麦職人(福岡県大牟田市)Nikon D850

▼蕎麦職人(福岡県大牟田市)Nikon D850

▼ホテル経営者(熊本市)Nikon D850

▼ホテル経営者(熊本市)Nikon D850

▼珈琲店主(熊本市)Nikon Df

▼珈琲店主(熊本市)Nikon Df

◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/

文責:西田親生
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