
雨の日は、辛い。肩にぶら下げたカメラが役を果たさぬばかりか。九州南部が豪雨に襲われているのに、日頃の取材気分とはなれない。ただ、シェフが一所懸命創り出す料理だけは、雨の日の被写体としては最高のものとなる。よって、メニューを開いて気分を立て直す。
お得なランチメニューも良いが、どうしても、最近頭に浮かぶものは「阿蘇高菜ピラフ ポークグリエ」。一体全体、何食食べれば気が済むのか。頭に浮かべば、「焦がし醤油、高菜は絞りに絞って、油は極力少なめに、ぽろぽろの高菜ピラフに!」と注文してしまう。
多忙なランチタイムにシェフには迷惑を掛けるが、「高菜ピラフ」には拘りがある。特に、阿蘇地方の田舎料理の「高菜ピラフ」。これに、限る!本日の厨房のチーフは、セカンド。丁寧に焼かれたBBCポーク。高菜はしっかりと絞られ、油もギリギリ少々で、最高の「高菜ピラフ」が目の前に。
香ばしい焦がし醤油が何とも言えず、高菜の酸味と甘みと辛味が適量の油と相俟って、スプーンの動きが速くなる。時には錦糸卵や野菜を間に入れて、完食。すこぶる旨い「高菜ピラフ」に、脂身の甘みと柔らかさが売りのBBCポークが、絶妙なるコラボを演じてくれた。・・・セカンドに、感謝!
▼今週のシェフランチ:ビビンバオムライス(本日のスープ・サラダ・デザート・コーヒー付き)

◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/

文責:西田親生
1. Shamrock — 2019/07/04--12:11:30
雨の日の写真撮影、気が滅入る程疲れますが、日本の風景って雨が似合いますね。