
リーズナブルで、コスパが高い「阿蘇高菜ピラフ ポークグリエ」。熊本ホテルキャッスルのダイニングキッチン九曜杏のグランドメニューの料理の一つである。
この1年間で、写真が5枚残っていたので、撮影しなかった時を加えれば、多分、8食以上は食していることになる。1ヶ月半に1回は、この「阿蘇高菜ピラフ ポークグリエ」を注文していることになる。
関東では野沢菜が一般的かも知れない。しかし、熊本は高菜が家庭の食卓にも出てくる人気者。それも、少々熟成した高菜を、写真のように油でピリ辛に炒めると、その香りを嗅ぐだけで、お腹が急にグルグルと鳴り始める。
ほど良い酸味とピリ辛がとてもマッチしており、このようにピラフの主人公になったり、おにぎりの具になったりと、庶民の味として親しまれている。勿論、新高菜の場合は、葉っぱを大きく使って、おにぎりを包み込むと、見た目も大胆で旨い。
1年前と比べると、最近は焦がし醤油的な調理法に変えてきているので、その香ばしさがたまらない。よって、目を瞑れば、阿蘇の山々の原野で弁当でも広げているような映像が、脳裏に浮かんでくる。
地産地消をテーマのメニューが多い、同店のグランドメニュー。熊本県は、山の幸も海の幸にも恵まれた、食材の宝庫である。更に、阿蘇山からの伏流水は、全ての料理を絶妙な旨さに仕上げてくれる。
昔の熊本では、「馬刺し、からし蓮根、球磨焼酎」の3本柱が謳い文句。現在は、同ホテルを筆頭に、あちらこちらで上質の食材を使った美味しい料理が沢山サーブさるようになった。・・・是非、お試しあれ!




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http://www.dandl.co.jp/

文責:西田親生
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