自己表現の場でもあるSNSでは、どうしても自己宣伝や自社宣伝(手前味噌・自画自賛・自慢・虚栄・虚偽)に繋がりがちとなり、それが度が過ぎれば、逆にイメージダウンしてしまい、信頼を失墜する。
しかし、気付かぬ個人や会社経営者の方が圧倒的に多い。だから、誇大広告のオンパレードであったり、個人的にもバカをして、後から「あいた、しまった!」のケースが後を絶たないことになる。(親切心で注意すると嫌われるのがオチだが)
ビジネスであれば、宣伝は自画自賛的な、誇大で虚偽の情報など、一切発信してはならない。イベントや商品告知についても、上質な宣伝となれば、客観的に捉え、科学的実証などの裏付け、公正中立な立場、そして信憑性の高い情報が必須となる。
筆者は取材先で、食文化についての研究も兼ねて、食事処を取材するケースが多いけれども、本当に美味しいもの、そして、心が篭ったもの、食材などのトレイサビリティ、食事処の衛生面に至るまでを検証し、記事として書くことを徹底している。
よって、厳正なフィルタリングありきで行なっているので、記事の中で、基準に達していない処へは、賞賛の文言など皆無となる。人間性も大変重要なファクターであり、それらを含めて、少々仰々しいようだが、「検証」ありきで、取材をさせて頂いている次第。・・・不味い処は、旨いとも不味いとも記さず、高価な一眼レフカメラやレンズは用いない。
記事をアップして、時には、とても喜んでいただく食事処がある。記事をコンパクトにA4サイズに出力して手渡せば、有難いことに、それを十二分に活用してくれている。先般も、数店、店頭にて記事を配布したり、お客様へ直接手渡しされているのを拝見し、私の記事が微力ながら宣伝に役立っていることが、すこぶる嬉しかった。・・・正直なところ、記事に対する価値観や温度差は想定外に落差があるのが現状だ。
情報とは手に取り重さを感じるものではない。しかし、ネット上に搭載されたものは、Googleなどの検索エンジンにより抽出され、情報として不特定多数の方々へ渡り、自然と口コミのような宣伝に繋がって行くのである。よって、本物のところは、巨額の宣伝費を投じなくても、じわじわとネームヴァリューもアップして、質の良い顧客が集まって来るのである。
これからも、努めて本物探しに徹して、地域の食文化向上の為に、東奔西走しようかと考える次第。ちなみに、ロゼッタストーンBlogニュースの1日のアクセスは、5000件から多いときは9000件を超えることもある。

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