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名刺代わりの小冊子・・・

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 写真の小冊子「如水(じょすい/みずのごとし)」を発刊するようになって、そろそろ4年が経過する。ちなみに、初刊は2010年11月9日である。現在、第4巻(起業編/グルメ開眼道/逸品一筆/吉村悌二の世界)まで発刊しており、学生時代、大の国語嫌いの筆者なのに、「よくもまあ、こんな小冊子を書くもんだ!?」と、首を傾げてしまうのである。

 デジタルを本業としているので、時代と逆行するようなことをしているように言われたこともある。しかし、iPadなどに格納した電子書籍を、従来の紙製書籍と比較すると、当然のごとく、デジタルの方が軽い、速い、大量と・・・すこぶる便利。ユビキタス時代に最適な形態であることはよく理解している上でのことである。

 このような小冊子は左手に持って、1ページ、1ページを捲りながら読むのが、大好きな筆者であるが故に、全てにおいて電子化されることには、少々抵抗がなきにしもあらず。書籍の温もりを感じながらの読書が、すこぶる心地よいと自分なりに思っている訳だ。

 しかし、米国のハイスクールの実態を見ると、一つ一つの教科書が分厚く、とにかく大きなサイズで、ドッシリと重い。それを、通学時にリュックに背負って運ぶとなると、総重量はかなりのもので、それを考えるだけでも効率悪く、子供達も勉学に勤しむようなこともなくなってしまうのである。よって、電子書籍の今後の進化は、教育の世界に限らず、世の中を大きく変えて行くのだろうと、それはそれとして期待は大きい。

 昨日、或る人と大切な打ち合わせがあり、少々遠方へ出掛けたのだった。そして、数人の地元の方々への紹介があった。その時、この小冊子を名刺代わりに手渡すことで、地元の方々は、初対面の筆者のことを色眼鏡で見ることもなく、胸襟開いて話をしてくれたのだった。

 また、紹介役の方の紹介の流れが実に素晴らしかった。「初対面の色眼鏡」を上手く拭い去った紹介の仕方なのだ。シンプルな言葉だったが、さらに、クッション役としての紹介役と小冊子が介在したことで、いつも勘違いされやすい筆者の実像が、歪まず伝わったような気がして、すごく嬉しかった。勿論、その紹介役の人徳ありきなのだが・・・。

 自らを評価すれば、筆者は、どちらかと言えば、人見知りする部類の人間である。しかし、初対面の相手にとっては、大柄のシャツやモノクロームのファッションが多いので、残念ながら、勘違いされやすく、下手すると、ちょっと筋の違った世界の人のように揶揄される事も多々あった。・・・初対面のイメージはすごく重要なので、いつも緊張してしまうのである。

 話はポンポン飛び・・・このコラムをアップする時間は、2014年11月1日11時11分11秒に設定しているので、上手くアップできればと・・・ちょっと本日は縁起を担いでいる自分が居る。

 実は、「如水」という小冊子は、若手仲間の集まりの勉強会「先見塾」における「副読本」として、当初スタートしたのだった。「ホテル文化と食文化」をテーマとして、国内外を取材したものを折り込み、少しでも夢のある、グレードの高い食文化を伝えたいと思い、書き綴ってきたのだった。

 しかし、よく考えてみれば、このA6サイズの小冊子を、もっと企業や店舗に役立ちはしないかと日々考える中で、大量のパンフレットやリーフレットなどよりも、渡す相手が大切に取り扱ってくれるのではと思い、逆転の発想にて、新たな「小冊子プロジェクト」を考案したのである。

 筆者にとっては単なる名刺代わりという言い方で終わっているが、使い方次第では、旅館やホテルの「レア情報」、「女将のおもてなし」、レストランなどの店舗では「こだわりの料理と歴史」、延いては企業や店舗の周年記念などなど・・多種多様な利用法が考えられる。

 以上、「アナログ小冊子戦略」にご興味のある方は、是非、筆者のFacebookでお気軽にお問い合わせ頂ければと考える次第。・・・いやはや、書籍を作るって、本当に楽しいし、小さいながらもその重さを感じる時は、一番幸せなことであると・・・。

 蛇足だが、小冊子の一部に「QR-CODE」さえ印刷しておけば、あとはデジタルとの連動が可能となり、どんどんと作者の思いが伝わって行くのである。

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/11/1 11:11 am
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